静岡県 2月5日は標高の高いところで雪 御殿場でも積もる可能性が
2月5日は南岸低気圧がやってくる
2月4日は立春、暦の上では春になりましたが、まだまだ冬を感じさせる天気になりそうです。月5日は南の海上を低気圧が東へ進む影響で静岡県も雪の降る所が出てきそうです。
北東からの冷たい風が入ってきて雪のところが
南岸低気圧が来た時に静岡県の気象予報士が注目するのは地面に近いところの風や気温です。普段の天気予報では寒くなるかどうかを上空1500m付近の暖気や寒気を使って表現することが多いですが、雪になるかどうかはもっと低いところを見ています。降ってくる雪がどの層まで雪で、どの層から雨になるかを考えるためです。
上空750m・600m・300m付近の風や寒気の予想です。真ん中下に静岡県があります。各層とも北東の方から風が吹いていることがわかります。これが東よりだったり南寄りだったりすると比較的暖かい海の上を渡ってくるので温度が下がりにくいのですが、今回のように北東だと、関東北部にできる冷気塊から冷気が入ってきてしまうため、特に東部や伊豆で雪の範囲が広がりやすくなります。
御殿場でも積雪の恐れ
3時間ごとの天気の変化を見てみると、平地は雨で降りそうです。標高の高いところは雪で、東部はほかの地域よりも標高の低いところでも雪になるでしょう。
問題は積もるかどうかですが、標高が450m付近の御殿場は5~7センチの雪が予想されています。雨量が多いため雪も多く予想されています。温度が0~1度程と低く、午後は積もりそうです。帰宅時間帯に交通機関に影響が出る可能性があります。また、伊豆の峠道も雪が積もるところが出てきそうなので、車を運転される方は路面状況の変化にお気を付けください。