【宝塚市】キャンドル作りやお茶にウクレレ―みんなで楽しいCOFFEE STAND FLANKER
新緑がまぶしい5月は気持ちも前向きになる季節。何かをはじめたいと思ったら、例えばキャンドル作りはいかがですか。自分好みの色と香りのキャンドルで、見慣れた部屋の景色がきっと素敵に変わります。
キャンドルとコーヒーと
阪急宝塚線・山本駅前、貝尻池広場横の坂道にあるCOFFEE STAND FLANKER(コーヒースタンドフランカー)さん。カジュアルな雰囲気ながら、店主であるバリスタ・別所千枝(べっしょ ちえ)さん厳選の豆を使ったスペシャルティ・コーヒーがいただけます。
店名の「FLANKER(フランカー)」はラグビーのポジション。タフさと的確な判断力が求められるフォワードの両サイドで、チームメイトから厚い信頼を寄せられるのだそう。
頼もしい仲間を連想させるFLANKERさん。気軽に立ち寄って楽しんでもらえる場を提供したいと、キャンドル講師の経験を活かして、キャンドル作りの1日ワークショップを開催中です。
日にちを決めて行われるグループレッスンのほか、予定が合えば、個人でのレッスンもOK。幸運にも、取材日に個人レッスンを見学することができました。
まずはポットづくりから
キャンドルは、直射日光などの熱で柔らかくなり変形することがあるため、この日のメニューでは、気温が上がるこれからの季節を考慮して、まずは適切に保管するためのポットをつくります。
キャンドルを使ってみたいけれど部屋の中に火を置くのは怖い、という方は多いのではないでしょうか。そうした不安を軽減し、安全にキャンドルを楽しんでもらえるよう、丈夫で耐火性のあるジェスモナイトという樹脂を使っています。
樹脂ではありますが、陶器のような見た目にマットな手ざわりは高級感があり、蓋も付いていて、インテリアとしても素敵ですね。
染料を混ぜて自由に色を作ることができるので、自分好みのポットがつくれるのも魅力です。期間を置いて、違う色のポットをつくりに通う方もいるのだとか。
カフェタイムも楽しく
レッスンは全部で2時間ほど。ひと息入れたくなったら、お楽しみのカフェタイムです。
メインメニューはもちろんコーヒーですが、ソフトドリンクやデカフェもあります。
今回は、一番気になったseasonal drink(季節のドリンク)を頼んでみました。
この日のメニューはハチミツレモネード。ホット、アイス、ソーダのなかからソーダ(炭酸)をチョイスです。
しゅわしゅわ炭酸とジューシーレモンに、ハチミツがびっくりするほどナイスマッチ。聞けば、お隣りの『めぐる八百屋 オガクロさん』のwild honey「初夏」のハチミツを使っているそう。
「いろいろ試した結果、これがいちばん美味しかったんです」と別所さん。こだわりを感じる一杯でした。
ポットは最後の工程へ
おしゃべりしながら美味しくいただいてるうちに、ポットは最終工程へ。型から外し、研磨します。
最後まで見届けることはできませんでしたが、この後いよいよアロマソイキャンドルづくりへ。オーガニック素材のシンプルキャンドルに、自分の好きな香りをつけていくのだそう。香りが気になる方は、無臭でも作れます。
サンプルの香りをかがせていただきましたが、ソイ(大豆)があるからでしょうか、やさしく甘く美味しそうな香りでした。写真にあるコーヒー豆の飾りもおしゃれですね。
のんびり朗らかなひと時を
「みんなでワイワイ楽しく過ごすのが大好き」という別所さん。のんびりやりたいことを楽しんでもらいたいと、キャンドル以外にも講師を招いてさまざまな教室を開催しています。artifitial flowerや、なんとウクレレまで。別所さん自身も初心者としてゆるくレッスン中だそう。
ふらりと立ち寄る一見(いちげん)さんから、キャンドル大好きの常連さんにワンコまで。たくさんの人が訪れて楽しいおしゃべりと笑顔が溢れるFLANKERさん。今度はコーヒーをいただきながら、キャンドル作りに挑戦したいです。
店舗情報
COFFEE STAND FLANKER
■ 場所:宝塚市平井2-7-4-1B
■ 営業時間:13時~18時
(その他不定期で午前中の営業もあり。詳しくはInstagramをご確認ください)
■ 定休日:日曜日・月曜日/祝日
■ 公式Instagram