今日はお腹がペコペコだ、思いっきりチャーハンが食べたい！という人がいたら、迷わずこの店をおすすめします。

元町商店街の裏手にある「香港海鮮料理 和」には、香港チャーハンという人気メニューがあるのですが、これが半端ないボリュームで食べ応え抜群。だけど沢山食べても胸焼けしないくらいサッパリとしているのが不思議なんです。

お米は香り米として有名な「ジャスミンライス」。甘味やほのかな香りのある高級米で、チャーハンにするとパラパラ具合も際立って新食感。細長いお米はパサつきなどはなく、米粒にしっかり油も絡まって艶々しています。

オリーブオイルに、刻んだネギを入れて旨味を出したネギ油で炒めているので、油のしつこさを感じないのだそう。香ばしさの理由はそのネギ油、そしてたっぷり入ったチャーシューからも旨味がじんわり。

玉子、ネギ、チャーシューと具材はシンプルなのですが、素材がいい仕事をしています。ナンプラーなども使われているそうで、調味料や食材は香港からのものを使っているというのがこの店の料理の特徴なのだとか。

桂ランチは2品で1,500円(税込)、色んな組み合わせから選べます。香港チャーハンと飲茶3種にしました。小籠包はスープたっぷり、肉焼売は粗めのミンチで食感良く、エビ蒸し餃子の皮もつるんとした口溶け、もちろん全部手作りです。赤酢というサッパリしたお酢で頂きました。

メニューに載っていた数量限定の「和 特製ランチ」は、12時までになくなってしまう時もあるそうなので、狙って早めにいくのもありですね。こちらの中華粥は干し貝柱のダシで作った人気のメニューで、おかわり自由です。

35年間、ポートピアホテルで料理長をしていたというオーナーさん。この店をやり始めてからもう10年が経つと言います。ホール担当の奥さんの接客も、てきばきと笑顔で接している姿がとてもいい感じでした。新食感の香港チャーハン、ぜひ食べに行ってみてはいかがでしょうか。