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【海士町】島一番のお祭り「キンニャモニャ祭り」3年ぶりの開催に盛り上がる海士町

松田マサヒロ離島移住ライター/島のふるさと納税担当(隠岐郡・出雲市)

島根県沖60kmに浮かぶ隠岐諸島。

独自の文化と歴史が息づき、ユネスコ世界ジオパークに認定されるほど雄大な自然が残るこの諸島の中の一つ、海士町(あまちょう)。

この海士町で8月27日、島一番の大きなお祭り「キンニャモニャ祭り」が開催されました♪

キンニャモニャ祭りは民謡踊りに由来する祭りで、両手にしゃもじを持ち、海士町の民謡『キンニャモニャ』に合わせてキンニャモニャ踊りを踊る祭りです。

なんと3年ぶりに開催されたキンニャモニャ祭り。

島がこの夏一番盛り上がったこのお祭りを、今回はレポートしてまいります♪

祭りのスタートは18時。

夕方からのスタートに合わせ、島中の各集落からぞろぞろとハッピや衣装を身に纏ったチームが集まってきます。

祭りを感じる青地に赤色の「祭」のハッピ。

この光景を見るとお祭りを感じますよね〜。

お祭りのオープニングは和太鼓演奏。

生音の和太鼓の迫力が港を包みます♪

開会挨拶にはなんと県知事も来ておられました!

そして島民が3年待ったお待ちかねのキンニャモニャ踊りの時間がきます。

音源を流すのではなく、三味線と先ほどの和太鼓の生演奏で、民謡のキンニャモニャが流れ始めます。

踊りの中心に太鼓がある風景っていいですね、夏祭りを感じる光景です。

キンニャモニャ踊りは型は決まっているものの、参加された皆さんは思い思いのキンニャモニャを踊ります。

ビシッと揃った踊りをするチームや、掛け声のタイミングでオリジナルの踊りをするチームも。

自由に楽しく、島内外関係なく参加された方が一つになって踊る素敵な空間になっていました♪

本来であれば長時間踊り続けるのですが、今回はコロナ対策ということもあり縮小バージョンでかなり短くなってしまっていたみたいです。

短縮とはいえ、40分ぶっ通しで踊り続けており、思ったよりもハードな踊りなんです。

参加された方々も踊り終了後はヘトヘトになっていました。

ちなみに、参加したチームにはハズレなしの抽選があるみたいです♪

来年はみなさんもキンニャモニャ祭りに参加されてみてもいいかもしれないですね♪

さて、お祭りのフィナーレといえば、もちろん花火。キンニャモニャ祭りも踊り後に花火が上がるんです。

そんなキンニャモニャ花火、ある特徴があります。

花火の打ち上げポイントがめっちゃくちゃ近いんです。

もちろん安全に配慮されながら打ち上げを行なっているんですが、都会で見るような花火大会とは比べ物にならないほど近いんです。

特に水中花火(船から花火を落とし水中で爆破させる花火)は、本当に「大爆破」の言葉が似合うくらいのインパクト。

花火を眺めながら「今年も夏が終わっていくな」と夏の終わりを感じつつ、大迫力の花火に感動しておりました♪

また来年の8月もキンニャモニャ祭りが開催されると思います。

島一番のお祭り、是非来年は皆さんも参加してみてくださいね♪

離島移住ライター/島のふるさと納税担当(隠岐郡・出雲市)

島根県隠岐郡に住むマサヒロと申します!世界一周、台湾でのカレー屋開業、人材会社のタイ国駐在員を経て、隠岐諸島に移住いたしました。現在は島のふるさと納税担当として、島の美味しいものや、旬のもの、楽しいイベントの情報を発信しております。隠岐諸島だけでなく、島根県全体での情報も発信をしていきます!

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