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仲邑菫女流棋聖は「大谷翔平」か。だれをモデルにすればイメージが伝わるかを考えた

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
移籍会見をする仲邑菫女流棋聖=2023年10月30日、日本棋院、筆者撮影

2024年3月に韓国移籍が決まっている仲邑女流棋聖。日本の棋士が海外に移籍するのは初めてのことだ。この一件を「大谷翔平が大リーグに行くようなものでしょ?」とよく問われてきたが、違和感をずっと持っていた。

「大谷翔平」ではない理由

大谷翔平は高校時代からその実力を日本ではもちろん、メジャーリーグからも認められていた。日本プロ野球界に進み、投手としても打者としてもトップの成績、地位を確立して渡米した。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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