なぜ地球外の知的生命体との接触がないのか?地球動物園説、高度文明滅亡説、意識生命体説などを紹介
地球外に文明がある可能性は高いですが、なぜ今まで人類は宇宙人との接触がないのでしょうか。本記事では、この問いに対して「フェルミのパラドックス」として考察されている理由を3つご紹介します。
■「フェルミのパラドックスとは?」
まず、1900年代前半の物理学者 エンリコ・フェルミは、地球外に文明が存在する確率が高いことと、地球では今までそのような文明との接触が皆無であるという矛盾を指摘していました。そして、1975年にこの問題についての研究が開始され、いつしか「フェルミのパラドックス」と呼ばれるようになりました。
■①地球動物園説
宇宙人はすでに地球を発見していますが、人類がまだ未熟なため、地球を特別保護区として接触しないよう監視しているという説です。もし接触してしまうと、あまりの文明レベルの差により地球がパニックに陥る可能性があるという説や、自力での文明発展への妨げになるという考えもあります。確かに今の世界情勢を見ると、未知の存在が現れると過激派の方々が何をし出すか予想できない状況にもなりそうです。
■②恒星間飛行レベルに到達する前に滅亡説
続いては、地球外生命体が恒星間飛行を開発するレベルに到達する前に、核戦争の勃発や環境破壊などで文明が滅んでしまうという説です。最近では人工知能AIの暴走や、大型加速器によるブラックホール生成実験なども、要因の一つとして考えられています。まさに地球も他惑星のことを言っていられないかもしれませんね。
■③人類が認識できていない説
三つ目は、既に宇宙人からシグナルが送られているが、人類がその聴き方がわかっていないという説です。もしくは、宇宙人はケイ素生物や意識生命体のように別の形態を取っているため、人類がその信号に気づけていないのかもしれません。
その他にも、地球一番乗り説や、既に来ている説など様々な説が存在しますが、あなたはどう思いますか?
【関連記事】