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「この生活、本当に大丈夫?」家賃0円生活で浮いたお金と見えてきた課題とは?

HAPPY CARAVAN旅するワンルーム『キャリー』に住むバンライファー

こんにちは!私たちはスクールバスをDIYで改装した「旅するワンルーム」で、日本中を旅しながら生活しています。車中泊生活には、自由な暮らしや節約のメリットがたくさんありますが、実際には課題も少なくありません。

車中泊生活で得られる自由と現実

今回は、「車中泊生活で浮いたお金」と「その裏で見えてきた課題」についてお話ししたいと思います。

車中泊生活の節約効果は絶大!

車で生活を始めてから、多くの出費が抑えられました。その具体例を見ていきましょう。

1. 家賃が0円!

一番の節約ポイントは、なんといっても家賃。日本の平均的な家賃(都市部で8〜10万円)を考えると、車中泊生活をすることで大きな金額が浮きます。
その分を趣味や旅費に回すことができ、自由な暮らしを満喫しています。

2. 電気代もほぼ0円!

車中泊生活では、ソーラーパネルを活用して電気を賄っています。晴れた日には十分な電力を確保できるため、日々の生活での電気代は0円に近い状態。
冬場は石油ヒーターを使うため多少の燃料費はかかりますが、エアコンを使う場合よりも大幅に節約できています。

3. 水道代・光熱費がほぼかからない!

キャンプ場やRVパークを活用することで、給水や排水のコストを最低限に抑えています。シャワーも一部施設で済ませるため、自宅での水道代やガス代に比べるとお得に生活できている気がします。

見えてきた課題:車中泊生活のリアルな問題点

一方で、車中泊生活には「節約」だけでは語れない課題もあります。これらは特に長期間の生活をする中で感じた点です。

1. 毎日お風呂に入れない不便さ

車中泊生活では、自宅のように気軽にお風呂に入ることができません。特に冬場は、近くの銭湯や温泉施設を探すのが大変で、移動距離や時間の制約も増えます。
「快適さ」を求めると意外と費用がかさむこともあります。

2. 泊まれる場所が限られる現実

キャンプ場やRVパークを利用することが多いですが、都市部では泊まれる場所が非常に限られています。また、人気の観光地では事前予約が必要な場合もあり、自由な旅を制約されることも。

3. 物が増えると生活スペースが圧迫される

狭い空間での生活では、物を持ちすぎるとすぐにスペースがなくなります。
「本当に必要なものだけを持つミニマリスト的な生活」が求められ、物欲を抑える工夫が必要です。

4. ガソリン代が意外に高額!

スクールバスという大型車で生活する最大の課題の一つが燃費の悪さです。
普通車や軽キャンピングカーと比べて、燃費が劣るため、長距離移動をするたびにガソリン代がかさんでしまいます。
例えば、ガソリン1リットルあたり数キロしか走れないため、都市部から地方へ移動するだけでも数千円から場合によっては1万円近くかかることも…。
家賃や光熱費がかからない代わりに、ガソリン代が新たな固定費になっていると実感しています。

車中泊生活は「節約」と「工夫」の両立がカギ

車中泊生活を続ける中で、浮いたお金の分をどう活用するか、そして課題をどう克服するかが大切だと感じています。例えば、以下の工夫を取り入れることで、より快適な生活が実現しています。

  • 定期的にキャンプ場やRVパークを利用して、充電や給水のストレスを軽減する。
  • 温泉地や銭湯が多いエリアを旅のプランに組み込むことで、リフレッシュする時間を確保。
  • ソーラーパネルやポータブル電源を活用して、生活の自由度を高める。

車中泊生活の魅力と現実を受け入れる

車中泊生活には節約できる面と課題が共存しています。しかし、私たちはそのバランスを楽しみながら暮らしています。
「この生活、本当に大丈夫?」と思うこともありますが、実際にはこの自由な暮らしが私たちにとっての「最高の選択」だと感じています。

あなたも車中泊生活に挑戦してみませんか?

車中泊生活は、すべての人におすすめできるわけではありませんが、工夫次第で夢のような生活が実現します!
もし興味があれば、まずはキャンプや短期の車中泊から始めてみるのも良いかもしれません。

旅するワンルーム『キャリー』に住むバンライファー

全国を巡るためオンボロのアメ車スクールバスを2人でキャンピングカーにDIYして2022年6月から日本周遊中のコージとさあや。旅するワンルーム『キャリー』でのバンライフやライフハック、素敵なスポットをブログにしています。あなたもぜひ『キャリー』に乗車して私たちと一緒に旅を楽しみましょう!

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