毎年見事な黄葉が境内を染める、御殿場市東田中の『二の岡神社』。

先週まではまるで夏のような暖かいを通り越し、暑さまで感じるような陽気で、平均気温が平年よりも高い傾向にあり、黄葉の見頃が遅れる可能性があると言われていました。

今週に入り、適度な日照と雨、朝晩の放射冷却が見込めることから、葉の色付きが進み昨年と同じ時期に黄葉が見られるというウエザーニュースの情報を聞き、『二岡の神社』を訪れてみました。

駐車場から見た鳥居とモミジ。
大木のモミジが真赤に色づき、鳥居周辺を鮮やかに染めています。

駐車場の足元は落葉に覆われています。黄色に彩付いている落葉は、一面に敷かれた絨毯のようです。

グラデーションが綺麗です。

境内に入ると、黄葉にはまだ少し早かったようです。

日照の関係でしょうか。
駐車場の銀杏は、綺麗に色付いていましたが、境内の銀杏はまだ瑞々しい緑色でした。

昨年同じ場所から撮影した写真と比べてみました。
黄葉していない銀杏も趣がありますが、やはり一面が黄色く染まった境内は素敵です。
2枚目の写真は、昨年の20日に撮影したものです。
この写真から今年は1週間早く訪れたので、来週辺りには見頃を迎えるのではないかと思います。

いろいろなドラマのロケ地としても登場する『二の岡神社』の黄葉は、ロケ地として選ばれるに相応しい景色を織りなしてくれます。
空を染める銀杏と足元に黄色い絨毯を広げたような境内は、この時期だけしか見られません。
実際に目の辺りにすると、この荘厳な景色に言葉を失います。