田舎に移住してコワーキングスペース・レンタルスペースの運営を始めてみました【オープンして半年経過】
コワーキング・レンタルスペースの運営を始めました
兵庫県の丹波篠山市に移住してきて2年が経過し、現在、私たち夫婦はコワーキング・レンタルスペースを運営しています。
運営しているとは言っても、自分がリモートワークをしたいから場所を借りて、せっかくだからその場所を開放しているという感じです。
自分の仕事をしながら、人がきてくれたら対応したり、お話したり、コーヒーやお茶をサービスで淹れたり、なんていう感じでゆるくやっています。
オープンして半年ほどが経過しましたが、利用者は1日に多くても5人といったところで、正直に言うと、日によっては利用者0の日もあります。
私たちはスペースで自分の仕事をしているので、人が来てくれるかどうかは私たちにとってはそこまで大きな問題ではないですが、とは言え、寂しいので誰か話し相手が来てほしいです。
建物は工務店のモデルハウス
このスペースはもともと工務店さんのモデルハウスです。
新築の2階建てで、木を見せたつくりになっています。最大の特徴は「間取りを変えられる」という点で、柱や壁をつけ外しできる面白い家です。
この工務店さんとはリフォームを依頼した際に知り合いになり、モデルハウスを見学させてもらった際にはすごく素敵なつくりだと思いました。
見学されるお客さんは定期的にいらっしゃいますが、空いている時間も多いとのことでその時間がもったいないなと感じていました。
であれば、使われてない時間を有効活用させてください、ということで仕事場として使わせていただきつつ開放もしているという感じです。
ちなみに工務店さんが忙しくて対応できないときは、モデルハウスを見学に来た方を私たちが案内することもあります 笑
なぜコワーキング・レンタルスペース?
スペースを始めた理由は、単純に自分たちの仕事場が欲しかったのもありますが、周りに似たようなサービスが少ないと思ったからです。田舎にはそんな需要がないからと言ってしまえばそこまでですが・・・笑
田舎とはいえ、このご時世リモートで仕事ができる空間があってもいいと思っています。
私たち自身の経験ですが、移住当初、自宅にネットが開通するまでの2ヶ月ほどの間かなり困っていました。
手頃なコワーキングスペースが近くになかったので、仕方なく喫茶店やマクドナルドをはしごして作業してました。が、本来は仕事をするための場所ではないので、運が悪いと周りがうるさくてどうにも集中できない、みたいなことも結構ありました。
また、コワーキングスペースは人や仕事や学びをつなげてくれるイメージがあり、移住を検討してる人がフラッと寄れる場所があれば助かったなと思いました。以降の移住者には移住の先輩として何かお話できることもあると思っていて、そういったお話する機会を大事にしています。
当スペースは基本的には仕事や勉強をする場所なので、もちろん騒ぐ人はいないです 笑
1階はコミュニティスペースにしていて、お話しできるような空間にしています。2階はコワーキングやレンタルスペースにしていて、仕事で使ってもらえるようにしています。
オンオフを分けて使えるようにしているのが特徴です。
スペースの輪を拡げていきたい
来てくれる色んな方と知り合う中で、「こういうスペースの使い方をしてみたい」というお言葉をもらうことがあります。
せっかくの素敵な空間なので、色んな使い方をしていただければと考えています。
半年運営してみて
運営を開始して半年が経過しました。
「刺さる人には深く刺さる」という感じです。
田舎なのでたいていは「コワーキングって何?」から始まるのですが、逆に言うと、わかる人にだけきてもらえたらいいのかな、と思ってるので自然とふるいにかけられて、結構面白い人が来てくれたりします。
サービスでコーヒーを出すところから始まり、結構長話になっちゃったり、でもそれが有意義な時間でもあります。
【学びと仕事をつなげるサードプレイス】
合言葉にフラッときていただけるような空間にしていきます。
【学びと仕事をつなげるサードプレイス】
コワーキング・レンタルスペースSETTE
兵庫県丹波篠山市味間南839-10
平日 9:30〜17:00
土日 事前予約制
(事前に言っていただければ時間の延長は可能です)
コワーキング利用:¥500/day
スペース利用:¥600/hr〜
自家焙煎コーヒーをサービスでお淹れします
空調バッチリ、Wi-Fi完備してます