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【東京都北区】飛鳥山博物館で「幻想の江戸」展が3/23から5/14まで開催されます。

しかのいえ地域ニュースサイト号外NETライター(東京都北区)

先日こんなチラシを入手しました。

「幻想の江戸~異文化のまなざしに映った他者・表象・言説~」展が、北区飛鳥山博物館の特別展示室・ホワイエ・講堂で2022年3月23日から5月14日まで開催されます。

これは、幕末期の飛鳥山や滝野川や王子稲荷界隈を訪れた欧米人が、この地について残した絵画や文章などの「表象」を手掛かりに、往時の異文化交流の姿を概観する企画展とのことです。

チラシのタイトルの「幻想の江戸」の漢字の部分が、よく見ると英語のアルファベットの組み合わせで出来ています。このデザイン上の工夫、異文化交流というテーマにも合致していて面白いですね。

チラシの表面の上部には、王子神社に伝わる民俗芸能、王子田楽の様子を描いたアンペール・ドローの絵(1870年)が配されています。

チラシ表面の下部には、齋藤幸雄・幸孝・幸成が同じ様子を描いた「江戸名所図会」(1834~1836年)の絵が配されています。

同じ光景を見つめる日本人の目線と外国人の目線の共通点や違いなど、細かく見ていくといろいろ発見がありそうですね。

チラシの裏面にも、テムズ川のパノラマ図、王子稲荷社の様子を描いた絵画、江戸切絵図や江戸末期の置物など、興味深い展示物の写真が出ています。

観覧料は無料です。

北区飛鳥山博物館は、JR京浜東北線・王子駅から徒歩約5分、東京メトロ南北線・西ヶ原駅から徒歩約7分、都電荒川線・飛鳥山停留所から徒歩約4分、都営バス・飛鳥山停留所から徒歩約4分、北区コミュニティバス(Kバス)・飛鳥山公園停留所から徒歩約2分です。

飛鳥山公園の南東部、本郷通に面した一角にあります。

ご興味のある方はぜひ。

【会場情報】
 ◆北区飛鳥山博物館
 東京都北区王子1-1-3
 開館時間:10:00~17:00
 休館日:毎週月曜日(祝日を除く・祝日の場合は翌日が休館日)

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都北区)

親子四代、東京都北区暮らしです。2019年から自宅の一軒家を「住み開き」しつつ、「しかのいえ」というスペースを運営しています。地元である上十条の街で日々を過ごしつつ、近隣で見聞きしたニュースや、街の変化のことなどをお届けいたします。

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