中年オッサンのミニトマト栽培挑戦記④食べるだけじゃない!? 相性バツグンのハーブ「バジル」参戦
第四話:食べるだけじゃない!? ミニトマトと相性バツグンのハーブ「バジル」参戦
★これまでのあらすじ
これまで家庭菜園など一度もやったことのない47歳のおっさんが、農家の方に貰ったミニトマトの苗をを育ててみることにした。インターネットで情報を集めながら、苦労しつつもミニトマトを無事に収穫できるまでのサクセスストーリー(の、予定)である。
ミニトマトが我が家に来てから8日目。
うちのかみさんが「バジル」のポットを買ってきた。
「トマトと合うんだよ」とかみさんが笑顔で言う。
うんうん、そうだよね。
僕は料理が得意ではないけれど、トマトとバジルが合うことくらいは知っている。パスタやピザに乗せれば、風味豊かで美味しい組み合わせだ。
・・・え、違う?
食べるんじゃなくて??
「育てるときにも相性がいいのよ」
そうなのか!?
●ミニトマトとバジルを一緒に育てるメリット
トマトとバジルを一緒に植える、つまりコンパニオンプランティング(共栽)にはいくつかのメリットがあるらしい。
バジルの香りはミニトマトの天敵である虫を遠ざける効果があるし、逆にミニトマトはバジルの成長を助けるんだとか。相性バツグンとは、こういうことを言うんだろうな。
・水はけについて
まず、バジルを植える前に確認するのは「水はけ」だ。ミニトマトとバジルはどちらも水はけの良い土を好む。好みが同じなのはとても大切なことだね。
・風味向上
バジルとトマトはお互いに成長を助けると言われているらしい。バジルをトマトの近くに植えると、トマトの風味が良くなるとされている。それは嬉しい。
・根っこの深さについて
バジルはあまり深く根を張らないため、ミニトマトの隣に植えても影響が少ないらしい。上層部はバジル、下層部はミニトマトが根を張るという立体構造になるらしい。それはすげーな。
・空間の効率的な利用
トマトとバジルは成長の習性が異なるため、一緒に植えることでスペースを効率的に利用できるそうだ。トマトは高く伸び、バジルは低く広がるので、同じ場所でうまく共存できる。根っこに続いて、土の上側も立体構造になるってことか。
そんなわけで、ミニトマトの間にバジルを植えてみた。スペースに無駄がなくなった。素晴らしい。
・虫よけについて
バジルの香りは虫よけにも効果的だ。特にアブラムシやハダニなど、ミニトマトを攻撃する害虫を遠ざける働きがある。これで、ミニトマトも安心して成長できるだろう。
・病気について
一緒に育てることで、病気のリスクも減ると言われている。バジルの成分が土壌の健康を保つ手助けをしてくれるのだ。これなら、ミニトマトも元気に育ってくれるはずだ。
・土壌の改善
バジルの根は土壌に良い影響を与え、土壌の健康を維持する助けになるらしい。
ええっと、一石二鳥どころじゃないね。一石七鳥?? なんにしてもコンパニオンプランティングの相乗効果に驚かされる。
今日の教訓
- ミニトマトとバジルは一緒に育てると相互に良い影響を与える。
- 水はけの良い土が重要で、プランターの底に砂利を敷くと良い。
- バジルは浅い場所に植え、ミニトマトの根のスペースを確保する。
- バジルの香りは虫よけに効果的。
- バジルの成分が土壌の健康を保つ手助けをする。
病気や虫は不安要素だったので、それを防いでくれるというだけでなんと心強いことか。これで無事にミニトマトが収穫出来たら、感謝の気持ちを込めてパスタやピザに載せてぜひともおいしく食べてやりたいと強く思った。
バジル、これからよろしくお願いしますよ!!
次回、ミニトマトの成長がどうなるのか楽しみだ。これからも頑張って育てていこう。