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ビール好きの皆さん、お待たせいたしました！本日、2月10日、浦賀にブルワリーがプレオープンします。

浦賀駅の向かいの横断歩道を渡り、道なりに浦賀ドッグ方向に歩きます。

徒歩約3分のところ、湘南信用金庫馬堀支店浦賀出張所と同じ建物1階に醸造所併設のクラフトビール店、WHITE DOG BREWING が開店します。

代表 小野﨑さんはビール醸造の経験を積み重ねたあと、浦賀ビール合同会社を設立しました。

本格開業は4月の予定ですが、2/10(土)〜12(日)の3日間は仕入れビールにてプレオープンします。

白を基調にした木の温もりを感じるナチュラルな店内です。

通りに面した大きな窓からは明るい光が差し込み、開放感があります。

プレオープンで提供予定のビールは以下の10種類です。

No.1から3までは、小野﨑さんが葉山にあるブリュースターズヨットクラブで働いていた時に考案したレシピのビールです。No.4〜は全国のブリュワリーから取り寄せています。

皆さんは飲んだことがあるビールはありますか？筆者は初めて知るものばかりです。

海外にはフルーツや牡蠣の殻を使用して製造するなど多様なビールが製造されているとのこと。醸造家のレシピによるオリジナルビールは唯一無二の味わいだそうです。

小野﨑さんのレシピのブルーベリースタウトもぜひ飲んでみたいですね。

店内奥には醸造所が併設されています。

搬入の様子も取材！

改修工事が終わり、タンクが運び込まれる前の状態です。

大きなタンクがトラックで到着しました。クレーンで持ち上げて、下ろして台車で運ぶ手順です。

約2mもある重い大きなタンクが持ち上がると、緊張感に包まれます。

「紐をもうちょっと上げて！」と声をかけながら、慎重に台車に乗せていきます。

タンクを奥に運び入れ、手伝いに来られた皆さんが力を合わせて設置しています。

最終位置を調整し設置完了した際には、皆さんから思わず「おぉ！」と拍手が沸き起こりました。

その後も順調にタンクを運び入れました。

トラックのドライバーさんは「最近はクラフトビール醸造所が増えていて、今までに5回運んだよ。でもここまで大きいのは初めてだね」と大きなタンクを見上げていました。

醸造所はタンクの設置にぴったりの高さやスペースです。改装を請け負った森田住設株式会社 森田社長は「室内にぴったり入って良かった。タンクが入ると、命が吹き込まれたようで嬉しいね」と喜んでいらっしゃいました。

壁を塗装した職人さんも「最近の塗料は進化しているから、乾くのが早くて作業がしやすくなった。清潔感があり、優しい雰囲気の良い店内になった」と笑顔で話します。

多様なビールに出会う

小野﨑さんにビールのことを伺うと、時間がいくらあっても足りないくらいの知識と想いが溢れています。

「ビールを造る際はビール酵母が欠かせません。その土地の土着のイーストを使い、発酵させるという手間と時間をかけて特徴のあるビールが完成します。それぞれのクラフトビールを味わいながら、生産された土地やその歴史を楽しんでほしい。

コロナの影響で人と交流する機会が少なくなった。人との出会いもビールとの出会いも「多様性の出会い」が拓く新しい世界をWHITE DOG BREWINGで感じて欲しい」と話します。

4月には、オリジナルビール５種、期間限定ビール3種、全国から取り寄せたゲストビール2種を提供予定。

今後は横須賀や浦賀で生産された地のものを使ったビールを製造も考えているとのこと。

WHITE DOG BREWINGは白い愛犬から名付けました。

ここから浦賀ビールの歴史が創られていきます。

横須賀市内の方はもちろん、世界中から訪れていただきたいですね。横須賀観光、浦賀観光に来られた方にも立ち寄ってほしいです。

浦賀の風を感じながら「こんなビール初めて！」「あぁ、旨い！」という喜びを味わってくださいね。

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