スーパーでは味わえない!釣り人が秋に必ず釣って食べたくなる魚とは?
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魚といえば魚屋さんやスーパーの鮮魚コーナーでも手に入りますが、やはり「魚は鮮魚が命」と言われるように、自分で釣った魚は他では味わえない美味しさがあるもの。
筆者も10年以上釣りをしているので様々な魚を釣って食べてきたのですが、毎年秋になると1度は自分で釣って食べたくなる魚がいるので紹介したいと思います。
スーパーでは味わえない、自分で釣って食べたくなる魚とは…?
スーパーでは味わえない、自分で釣って食べたくなる魚とはタチウオです。
タチウオといえばご覧の通りスーパーでも切り身が売っているほどの馴染のある魚で、とりわけ美味しい魚というイメージのない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は自分で釣って食べるタチウオは全くの別物なんです。
実際に釣ってみた
それでは実際にタチウオを釣ってきました。
タチウオの釣り方は生きた小魚を使った方法や、ウキ釣りなどいろんな方法があるのですが、今回は手軽なルアーを使った方法で釣ってみました。
ルアーをキャストして、表層付近を探ってみると
ゴンッ!とした手ごたえとともに竿が大きく曲がります。
通常の魚であればそのまま抵抗するのですが、フッと手ごたえが軽くなる独特の感触を感じながら上がってきたのは
今回のターゲットのタチウオでした!
タチウオは群れに当たると連発することが多いので、その後も次々とヒットを繰り返し
90cm前後が多い中、稀に120cm級の大物も混じります。
良い群れに当たったこともあり、食べるのには十分な数が確保できました。
いざ、調理
持ち帰ったタチウオを調理していきます。
タチウオといえば傷むのが早い魚として知られていることもあり、塩焼きなどの料理が一般的なのですが、実は鮮度の高いタチウオの刺身は非常に美味しいんです。
まず型のいいタチウオを釣ったら試して欲しいのが刺身。
まずタチウオの頭や尻尾を落とし、捌きやすいようにブツ切りにしたら
写真のように三枚に卸します。
あとは包丁で細かく切れ込みを入れて
バーナーで皮目を炙ったら
タチウオの炙り刺しの完成です。
味は淡白ではあるものの、上品で甘さのある柔らかい身と皮目を炙った香ばしさ、そして舌の上でとろける脂が堪りません。
タチウオの美味しさは炙り刺しだけでなく、王道の塩焼きも新鮮なタチウオならより美味しいですし
個人的にオススメしたいのが、小型のタチウオが釣れた時のぐるぐる巻き。
チーズや大葉を挟んでぐるぐると巻き付けた後に串に刺したものを
醤油ベースのタレを掛けながらグリルで焼いて食べるのですが
タチウオの旨味にチーズと甘辛いタレがマッチして、ついつい口に運ぶ手が止まらなくなる旨さ。
近所の方におすそ分けしたのですが、お店の料理かと思うほど美味しいと大絶賛でした。
大きめのタチウオでは身が分厚くて作れないので、小さめのタチウオが釣れたらぜひ試したくなる料理です。
サイズ別のタチウオの美味しい食べ方は下の記事で紹介しています。
また骨も油で揚げれば美味しく食べることができ
塩を振って食べればスナック菓子のように、サクサクとした食感で非常に美味しいです。
今回は釣り人が秋になると釣って食べたくなる魚、タチウオについて紹介しました。
タチウオは傷むのが早く、時間が経つにつれて味も落ちてしまうのですが、新鮮なタチウオは本当に美味しいので、ぜひこの秋にトライしてみてはいかがでしょうか?