ペチュニアはカラフルな花が春から秋まで長く咲き続けるので、ガーデニング初心者から経験豊富な愛好家まで広く愛されています。
特にガーデニング初心者の方がより美しくこんもりと咲かせるためには、いくつかのポイントを知ることが大切！この記事では、簡単にできるペチュニアの育て方を詳しく解説していきます。

ペチュニアをモリモリ咲かせる方法

1. 摘心をして枝数を増やす

摘心とは、植物の茎の先端部分を切り取ることで、新しい枝の発生を促す手法です。
ペチュニアの場合、摘心をすることで花の量を格段に増やすことができます。成長期に入る前や、植え付けから少ししてから初めて摘心を行うことが一般的ですが、その後も定期的に摘心を行うことで、枝の分岐が促され、より多くの花を楽しむことができます。

やり方

成長が見られるペチュニアの主茎や側枝を見て、頂点から3～5節の位置で摘み取ります。指で摘むか、小さなはさみを使用しても良いです。

摘心は植物の生育に合わせて何度か繰り返します。これにより、植物はより広がり、それぞれの枝が花をつけるようになるため、花壇全体が華やかになります。

2. 大きな葉の影になる下葉を取り除く

ペチュニアは大きく成長した葉が他の葉や花への日光の遮光となることがあります。日光が不足すると、花や葉の発育が悪くなるため、下葉は取り除くことをお勧めします。下葉を取り除くことで、風通しも良くなり、病気や害虫のリスクを減らすことができますよ。

やり方

ペチュニア全体を観察し、特に内側や下部に密集している葉があれば、それらを取り除きます。葉の根元近くから慎重に切り取ることで、茎を傷つけることなく健康な成長を促進できます。

3. 定期的に肥料をやる

ペチュニアの美しい花を長い期間楽しむためには、定期的な肥料やりが不可欠です。
特にリン酸を豊富に含む肥料は、花の発育を助け、鮮やかな花を咲かせるために重要です。

やり方

ペチュニアには即効性のある液体肥料と緩やかに効く固形肥料の併用が最適です。植え付け時に根元に肥料を施し、その後は開花が始まるまで2週間に1回のペースで追肥を行います。
ただし、真夏の暑い時期は、固形肥料が温度に反応してすぐに溶け出してしまいます。真夏は液体肥料のみにした方が株に負担をかけません。

まとめ

これらの基本的なケアを実践することで、ガーデニング初心者でもペチュニアを美しく豊かに咲かせることができます。日々の観察とケアを通じて、豊かな色彩のペチュニアを楽しんでください。

ペチュニアの育て方は、こちらの動画でも詳しく解説しています。