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【植えておくだけ】こぼれ種で毎年5月に咲く真っ白な花!ラクしてガーデニングを楽しみたい人はぜひ植えて

みゆきガーデンコーディネーター

こぼれ種で毎年5月に咲く花 といえば、オルラヤです。バラの時期に咲く定番の花ですね。
オルレアとも言います。
真っ白なレースのような花が群生して咲く様子は、とても清楚。どんな植物にも合うのも嬉しいですね。
この記事では、こぼれ種で毎年咲いてくれる魅力あふれるオルラヤについて解説します。

オルラヤとは

オルラヤは一年草。
真っ白でレースのような見た目をしているので、「ホワイトレース'ホワイトレース'」と名付けられています。
バラと同じ時期に咲き、花壇をとても華やかにしてくれるんですよ!
スッと伸びた草姿をしていて、風にそよぐ姿はとても美しいです。他の植物とも相性がいいので、5月の花壇で大活躍してくれる存在です。

こぼれ種で増えるオルラヤ

だいたい5月の終わりから6月ごろに花が散って、枯れていきます。
オルラヤの種は、イガイガした形状をしています。
枯れたオルラヤをしばらくそのままにしておくと、種がこぼれて秋ごろに発芽し始めます。すごく小さい芽なんですが、そのまま冬越しをして、次の春に再び花を咲かせてくれるんですね。
オルラヤは発芽率もすごくいいので、増えすぎと感じることもあります。その場合は、間引くことをおすすめします。
こぼれ種を全部生やしておいてもいいんですが、全部そのままにしておくと、下にある草花に日が当たらなくなる恐れもあります。オルラヤは草丈が60cm前後と、割と高めですからね。間引くのは春になってからで構いません。花壇のバランスを見て、数を調整してくださいね。
裏技みたいな感じですが、抜いたオルラヤを、生えてほしいところのあたりで、バサバサと振っておくと種が勝手に落ちて、オルラヤが育つエリアを広げることができます。

オルラヤを育てる上での注意点

オルラヤはセリ科の植物。そのため、葉っぱはまるでニンジンのようです。(にんじんもセリ科)

オルラヤは直根性なので、移植が難しいです。もし植え替える場合は、根をそっと抜いて、傷つけないようにして植え替えてくださいね。

それと、花が咲き終わって枯れたオルラヤをずっと放置しておくと、梅雨時期に蒸れてしまったり、見栄えも悪くなったりします。なので、私は夏頃には抜くようにしています。でも、オルラヤは「いつまでに抜かなくちゃいけない」っていう決まりはないので、あんまりやる気が出ない時はそのままにしてしまうことも…。ただ、ずっとそのままにしておくと枯れ枝が残ってお庭の見栄えが悪くなるので、遅くとも次の春までには抜いておくといいですね。

まとめ

オルラヤは1株植えておけば、年々増えていろいろな場所で花を咲かせてくれます。
ラクしてガーデニングをしたい方は、ぜひ育ててみてくださいね!

オルラヤの他にもこぼれ種で増えて毎年5月に咲く花を動画で紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。

ガーデンコーディネーター

元植物を枯らすタイプ…。コツをつかんだら、植物をうまく育てられるようになりました! 手間をかけずにガーデニングを楽しむ【ずぼらガーデニング®️】を提唱しています。 Instagramフォロワー10万人・YouTube3万人のお花の専門家です。

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