家計にも優しい!知って得する「洗濯表示」の見方と裏技を洗濯研究家が伝授
4児の母で洗濯研究家の平島利恵です。皆さん、日頃の洗濯で、洗濯表示を確認していますか?「複雑でよく分からない」と感じる方も多いかもしれませんが、実は一度覚えれば簡単なんです。
洗濯表示を理解すると、洋服の寿命が延び、家計にも優しく、さらに綺麗に洗い上がるため、家事の手間も減るという一石二鳥のメリットがあります。
今回は、日常生活に役立つ洗濯表示の基本と、忙しい方に便利な裏技をお伝えします!
必ず知っておきたい洗濯表示 3選
1.洗い方
洗濯表示の中で最も重要な「洗い方」は桶マークで確認します。桶マークに×がある場合、水洗いができないため、家庭では洗濯できません。
お湯の使用が可能かどうかは桶の中の数字が示しています。【30】なら、30度以下の水温で洗う必要があるため、お湯は使用できません。
また、線が入っている場合は、デリケートな衣類のため、デリケートコースやネットを使って洗いましょう。
2.漂白剤の使い方
漂白剤が使用できるかどうかも洗濯表示に記されています。
例えば、三角の中に×がある場合は漂白剤が使用できません。また、酸素系漂白剤なら色柄物にも使えますが、色落ちが心配なものは目立たない部分でテストしてから使用しましょう。
3.乾燥の仕方
□マークは乾燥に関する表示です。
乾燥機を使用できるもの
ドラム乾燥OKのものには「○」が入っています。
自然乾燥の干し方
自然乾燥を推奨する「平干し」や「陰干し」マークです。
こうした表示を無視して乾燥すると、縮みや型崩れの原因になることもあります。
覚えるのが難しい方へ!便利な裏技3選
忙しい毎日の中、正しく洗濯するために、便利なアプリ・機能を活用しましょう!
1.Yahoo!ブラウザー(Androidユーザー向け)
カメラ検索で、「洗濯マーク」を選んでから洗濯タグを撮影すると、洗濯表示に合わせた洗い方を見ることができます。※DLはこちらから(外部リンク)
2.iPhoneのカメラ機能
iPhoneユーザーは、カメラで洗濯表示を撮影し、「調べる」機能を使うことで簡単に洗濯表示を確認できます。
3.アクロン公式アプリ「これ洗える?」
洗濯表示マークをタップすると、おすすめの洗い方・干し方を診断してくれます。※DLはこちらから(外部リンク)
家庭科のテスト対策にも!動画でもっと詳しく見る
今回紹介しきれなかった洗濯表示まで3分で解説した動画を用意しています。隙間時間に是非ご覧ください!
洗濯表示に合わせて洗濯すると、洋服の洗いがありが変わります。お気に入りの服を正しく洗濯して、長く着ましょう!
【参考リンク】消費者庁「衣類の取扱表示(早見表)」(外部リンク)