【ガーデニング】冬の花壇計画 寒くなる前に植えて大満足した花 簡単でたくさん咲いた2種を植えました
冬に咲く花、花壇やプランターに植える花でボリュームが出る花。今年は2品種を花壇に植えました。
寒くなる前に植えて、春まで長期間にわたり楽しめますのでおすすめです。植え付け場所やボリュームアップさせる方法も紹介します。
キンギョソウ トゥイニー
冬から春までの花として、今年も迷わずキンギョソウ トゥイニーを選びました。パンジーやビオラと比べて草丈も30センチほどあり、ボリューム、花の豪華さといい、満足度が高い品種です。
耐寒性もあり、冬の間も花があります。寒くなる前に植えてしっかり根付かせ、春には上の画像のようにたくさん咲いてくれました。
花壇はバーグ堆肥や腐葉土、牡蠣ガラを混ぜておきました。酸性土壌の中和に消石灰や苦土石灰を使う時は、2週間ほど経ってから苗を植えます。牡蠣ガラは苦土石灰などに比べてアルカリ度が低いのと、ゆっくり効くので混ぜ込み後すぐに植えることができます。
植え付ける時には元肥と防虫剤を毎回使っています。今年の夏は虫が多かった印象を持っていますが、みなさんはどうでしたか? 今までうちでカイガラムシの発生は少なかったのですが、今年はいつもより多かったです。
防虫剤も、元肥も「効果がある期間」が書かれていますので、その期間が過ぎたら追加していくのも大事ですね。
植え付ける時は、ポットから出し、根はさわらずに植えます。
ボリュームアップは脇芽を育てる
買ってきた時に咲いていたお花が終わったら、カットします。キンギョソウは脇芽がよく育つ植物だと思います。一番上に蕾が残っていますが、一旦切ってあげましょう。そうすることでしっかりした脇芽が育ちます。
植え付け後は水を切らさないように、乾いたらしっかりお水をあげます。
寒くなる前にしっかり育てたいので、植えて2週間後から液体肥料をあげます。土が乾いたタイミングで液体肥料を規定倍率に薄めたものをお水やりの時にあげましょう。
キンギョソウのその後
寒くなったら、液体肥料はあげなくても大丈夫です。乾いたらお水をあげる、終わった花は取る程度のお世話をします。
春になってさらに成長し、花を次々に咲かせるようになったら、液体肥料をあげましょう。肥料をあげることで、花数も増やせますし、花の色を美しく保つことができます。
トゥイニーは夏越しすることも可能です。キンギョソウは多湿を嫌うので、風通し良く、夏の直射日光を避けて過ごします。秋からまた花を咲かせてくれますよ。
爆咲きしているにはワケがある
- 秋、寒くなる前に植え付ける
- 植え付け後2週間から液体肥料をあげる
- カットして脇芽を育てる
とお伝えしてきましたが、数年、いろいろな場所に植えてみて思うことは、やはり「寒さをある程度避けることができる場所」に植えていることだと思います。
画像をご覧いただくと、横に壁があり風通しが悪そうですが、軒下に近く、激しい雨、風にはさらされない場所でもあります。
植えたプランターを置く場所を選べば当然、成長具合も変わってきます。植物は植え付ける場所選びも大切ですね。
ストック
キンギョソウを植えなかった年はストックを植えました。ストックもキンギョソウと同じく、寒くなる前に植え、購入時のお花を楽しんだ後はカットして脇芽を育てます。
上の画像は1月の様子。葉もしっかり育って元気そうです。1月後半にはさらにたくさんのお花が咲きました。ストックはとてもいい香りがします。
ストックは春までたくさん咲いてくれますので、キンギョソウ同様の管理をします。気温が上がり暑くなってくると葉が黄色くなってくるので、その時点で終わりにしています。
今年はストックとキンギョソウを各2ポット、植えました。花壇の手前には昨年の夏に植えたニチニチソウのこぼれ種が大きく育っています。昨年植えたニチニチソウは白花で中心がピンクだったのに、咲いたのは真っ白のニチニチソウ。私が植えたのは雑種第一代(F1)だったんでしょうね、園芸ってほんとに楽しいです。
キンギョソウ トゥイニーとストック、ぜひ植えてみてくださいね。