40代の子どもが、10年後を考えて「親世代に今のうちに進めておいてもらいたいこと」
2025年になり、新しい年がスタートしましたね。皆様は、年末年始をいかがお過ごしでしたか?
この記事では、「40代の子どもの立場として、親に今のうちに進めてもらいたいこと」をご紹介します。
離れて住む親への心配
私は40代で、大学進学を機に実家を離れて暮らしています。実家に帰省するのは年2~3回程度ですが、帰省のたびに両親の背中が以前より少し小さくなったように感じ、少し切ない気持ちになります。この気持ちは、私だけでなく、同じように実家を離れて暮らす友人たちも同じように感じているようです。
同年代の友人・知人たちと話す中で、よく話題になるのが「実家の片づけ」のことです。
長年の暮らしの中で、ご両親が大切に集めてきた多くのたくさんの物が実家にある。その中にはもうこれから使うことがないだろうと思える物も数多くあり、そういう物を片づけたい気持ちはあるものの、ご両親の気持ちを考えると、なかなか言い出せない・・・という悩みをよく耳にします。
また、年上の60代の知人からは、親御さんの家の片づけに相当な時間とお金を使ったという話も聞いたことがあり、実家の片づけについて心配に感じることがあります。
子どもの立場から、親に進めてもらいたいこと
そこで、「親にこれから進めてもらいたいこと」というのは、家の片づけです。体力があるうちに、少しずつでも「もう使っていない物」や「今後、もう使わない物」を処分しておくことは、とても大切です。どれを処分して、どれを残すのかという判断も体力があってこそできるものです。
「片づけ」と聞くと、大変そうだと感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、いきなり全部を片づける必要はありません。まずは、引き出しひとつ、小さなスペースから始めてみるといいと思います。
片づけするメリット
片付けをすることで、ご自宅の中がスッキリと片づき、探し物をする手間が省けます。また、不要なものを処分することで、すでに持っているものをまた買ってしまうようなことが減り、その分お金を節約できるというメリットもあります。
もし、ご自身で片づけをするのが難しいと感じたら、子どもたちに声をかけてみてください。子どもは自分から親に「片づけた方がいい」とは言いづらいもの。親から声をかけてもらえれば、ぜひ一緒に片づけを進めていきたいという方はきっと多いはずです。
大切なのは、無理のないペースで、少しずつでも行動を始めることです。親子でそれぞれの暮らしを大切にしながら、10年後も見据えて、もう使わない物は少しずつ手放していきましょう。