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【大田区】虹の花文字講師・安(あん)先生の「花文字教室」の体験会に行ってみました!

ハラカズコ(ライター/アロマセラピスト)ライター・アロマクリエイター(東京都大田区)

突然ですが、「花文字」というのはご存知でしょうか。

筆者は安先生と出会うまで全く知りませんでした。花文字は、さまざまな色を使用して縁起の良い文字や象徴(絵)を専用の筆で描きます。

安先生の作品その1
安先生の作品その1

花文字は古代中国の民間芸術だった「花鳥字」が起源で、諸説はあるものの、やや特異的な分野だったそうです。海外では花文字の認知度は高く、花文字作家の方が路面販売をしているそうで、日本では「書道と絵画の融合」として少しずつ認知されています。

今回は大田区を中心に花文字講師をされている安(あん)先生の花文字教室で花文字初体験をしてきました!

今回は東矢口にある「喫茶 水木金魚」さんで開催されている花文字教室にお伺いしました

安先生の花文字教室は大田区内では2ヶ所で開催されていますが、今回は東矢口にある「喫茶 水木金魚」さんで行われている花文字教室に参加しました。

矢口渡駅から歩いて6分ほどのところにあります
矢口渡駅から歩いて6分ほどのところにあります

水木金魚さんは美味しいランチやデザートの提供はもちろんのこと、さまざまなワークショップや各種セラピー、そしてバレエレッスンやハンドメイドマルシェ、そして落語などのイベントも開催されているとてもすてきで楽しい場所です!

花文字教室体験会開始!

お店の中に入り、花文字教室を体験してみました。

花文字で使用される専用インクと筆
花文字で使用される専用インクと筆

花文字は専用のインクと筆、そして花文字専用の紙で描きます。今回は「吉」の花文字を描くので、上記の4色のインクを使用しました。

お手本を見ながら安先生が描きながら教えてくださいます
お手本を見ながら安先生が描きながら教えてくださいます

花文字はグラデーションをすることで綺麗な仕上がりになるとのことで、筆につけるインクの量や場所が重要なポイントになってきます。

一心不乱に竹の練習をする筆者
一心不乱に竹の練習をする筆者

練習用と本番用の紙があるので、先生に描き方を教えていただいた後は自分でどんどん練習して花文字に慣れていきます。

「描き方に迷いがない」と仰っていただきました。

オナガドリの最後の部分の達筆感がすでに開運している(自称)
オナガドリの最後の部分の達筆感がすでに開運している(自称)

清書が仕上がりました。この後はシールを貼り、紙を飾って完成です。

初花文字完成

パンダ付き
パンダ付き

初めてにしてはなかなかの芸術的作品です(自称)。

「畑」
「畑」

今回は他の生徒の方とご一緒させていただいたのですが、半年ほど通われている生徒さんの作品がこちらです。きちんと通えばこのレベルまで達することができ、検定用の花文字などをマスターしたら自分で好きに描けるようになるそうです。

花文字体験会終了後に安先生にお話をお伺いしました

--安先生が花文字講師になろうと思ったきっかけはなんですか?

安先生:花文字と出会ったのは2020年で、花文字のグラデーションの美しさに魅了され、日本花文字の会に所属し、認定講師の資格を取得してたくさん花文字を描き続けていました。

その後、2022年から本格的に花文字講師として大田区をはじめとして現在は東京都内と横浜市内で活動をしています。

安先生の作品 その2
安先生の作品 その2

--実は「花文字」という文化があるのを知ったのは安先生が大田区内で講師をされていらっしゃることがきっかだったのですが、講師活動以外で花文字を書くことはされているのでしょうか?

安先生:教室での講師活動以外として、自身の作品の展示会も行っています。また、イベント出展をした際には実演パフォーマンスを行うのですが、お客様の目の前でさまざまな絵柄を組み合わせて書きます。

とてもありがたいことに花文字の実演パフォーマンスはとても人気なんです。

--花文字教室の生徒さんはどのぐらいの年齢層の方が多いのでしょうか?

安先生はとても優しく丁寧な指導をしていただけます!
安先生はとても優しく丁寧な指導をしていただけます!

安先生:花文字体験会では園児から70代の方まで参加されており、幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。もちろん私自身も年齢や性別を問わず花文字の楽しさを伝えています。

また、夏休み期間中は自由研究のための「親子で花文字体験」も開催しているんです。

夏休み中は「涼」の花文字を書くこともできます!
夏休み中は「涼」の花文字を書くこともできます!

安先生:また、花文字作家や講師を目指す方も生徒さんの中にはいらっしゃるのですが、飽きずに楽しみながら確かな実力をつけるレッスンを行っています。

--ひとつ気になったのが、「虹の花文字講師」という肩書きで活動をされていらっしゃいますが、この肩書きにはどのような意味があるのでしょうか?

安先生の作品 その3
安先生の作品 その3

安先生:空にかかる虹を見つけた時の感動や感覚を、花文字でも感じていただきたいという想いを込めて「虹の花文字講師」と名乗り、私自身も日々花文字と向き合っています。

美しい色合いの花文字はそばにおくだけでも幸せが訪れそうですが、花文字を書くことは癒しやストレス解消だけではなく、脳トレの一環にもなると思っています。

また、プレゼントやお店や屋号の看板としても華やかさだけではなく、いろいろな方に明るい気持ちやハッピーな気持ちが循環します!

いろいろな方に花文字を知っていただき、色とりどりで豊かな人生を送っていただけるよう、これからも日々研究や勉強をしながら生徒さんと向き合っていきます!

花文字で書く絵柄にはいろいろな意味があるそうです!
花文字で書く絵柄にはいろいろな意味があるそうです!

今回は約1時間ほどのお教室でしたが、とても優しく丁寧に教えてくださいました。秋には大田区内で合同展示会も決定しているとのことです。

安先生の楽しい花文字教室、ぜひ体験してみてくださいね!

虹の花文字講師 安先生の花文字教室の詳細

・花文字教室
1. 毎月第2金曜日 おばあちゃんの喫茶店 "水木金魚”
所在地:大田区東矢口2-7-16 (東急多摩川線矢口渡駅 徒歩6分)
花文字教室開催時間:15:00~17:00

2.毎月第3日曜日 みんなのシェアアトリエ”くらふとbox"
所在地:大田区南蒲田3-10-31 (京急線 糀谷駅 徒歩7分)
花文字教室開催時間:15:30~17:00

体験講座:体験料 2000円+ワンオーダー

・花文字教室のご予約・お問い合わせは以下のメールアドレスよりご連絡をお願いします
annitomoko1@gmail.com
安先生 Instagram

ライター・アロマクリエイター(東京都大田区)

大田区出身・在住。大田区の街を香りにした「大田区の街の香りシリーズ」というものを作った人です。普段はアロマ・フレグランスに関するお店「カオリ乃」の店長をしています。多種多様な文化や伝統、価値観が混ざり合ってモノづくり・街づくりをしているカオス・レトロ・最先端な大田区の魅力をご紹介します。

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