ロッテリア跡地にゼッテリアが爆誕予定
今年2月16日、(株)ゼンショーホールディングス(以下、ゼンショーHD)の子会社である(株)ゼンショーファストホールディングスは、(株)ロッテホールディングスから(株)ロッテリアの全株式を取得することを発表し、ロッテリア跡地に少しずつ変化が現れはじめた。
店舗数日本一、日本を代表する牛丼チェーン「すき家」をはじめ、ファミリーレストラン「ココス」「ビッグボーイ」「ジョリーパスタ」、100円寿司チェーン「はま寿司」などを、国内外に約10,000店舗展開するゼンショーグループがどういう舵取りをするか興味深い。
ゼンショーHDの発表によれば、店舗名は一定期間継続するとしていたが、株式譲渡(4月1日)から約5ヶ月後に名称が明らかとなった。
■名称はまさかの「ゼッテリア」(外観)
■公式ページ
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商標調査ツールでいつ「ゼッテリア」が登録されたのか確認すると2023年3月7日に出願され7月3日には登録が完了されている。
これまでもM&Aなどで譲渡が決まった店舗名やブランド名において社名がついているケースが少なくない。流通小売りでいえば、「ソニープラザ」は「プラザ」に、直近では「東急ハンズ」は「ハンズ」へと変わったが、「ロッテリア」から「ゼッテリア」が浸透するのにどれぐらいの時間を要することか。筆者は、遠くからしばらく見守ることにします。