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【夏の暑い車内を快適に】効果的な冷房と熱対策

やっさん|クルマ好きの味方車系インスタグラマー

夏の猛暑、特に長時間停めた車内はまるでサウナ。しかし、適切な冷房と熱対策で快適さを保つことができます。

この記事では、車系Instagramアカウントでフォロワー8,400人超えの「やっさん車好きの味方」を運営する私が、効果的な冷房と熱対策をご紹介します!

暑い車内の原因

夏の日差しは車内を蒸し暑くしますが、実はそれだけではありません!車内温度の上昇は、いろんな要因によって引き起こされます。暑い車内の原因を探して、それに対する対策は下記のようになります。

・夏における車内温度の上昇とその影響

・車内の熱の蓄積と不快感の原因

暑さの原因がわかることで、対処方法が変わります。

夏における車内温度の上昇とその影響

夏の車内温度上昇は重要な健康上の問題を引き起こす可能性が高いです。日中の高温に晒された車内では、車内温度が外気温よりも急速に上がります。時には外気温よりも30度以上も高くなることがあり、昼間に運転するときはしんどさを覚えます。

この高温環境は、熱中症や脱水症状などの健康リスクを引き起こす可能性があります。高温は車内の内装や電子機器にも損傷を与える可能性も。去年も悲しいニュースがありました。子供やペットを車内に置き忘れるという致命的な出来事がありましたね。

これらの理由から、夏季の車内温度上昇は深刻な問題であり、適切な対策が必要ですね。

車内の熱の蓄積と不快感の原因

車内の熱の溜まりと不快感の原因は、いくつかあります。太陽光が車体に直接当たり、車内に熱を蓄積させます。特に暑い日中に車を駐車すると、車内の温度が急に上がります。

車内の断熱性が低い場合、外気温の変化に敏感に反応し、車内の温度が上昇しやすくなります。さらに、エンジンやブレーキからの熱、エアコンの不十分な機能、窓やドアの隙間からの熱の侵入も不快感を引き起こす要因です。

これらの要因が作用し、車内の熱の溜まりと不快感を引き起こします。

効果的な冷房の利用方法

夏の暑い日には、車内の冷房が頼りになりますが、効果的に冷房を利用する方法を知っておくことが重要!効果的な冷房の利用方法について下記で解説します。

・エアコンの適切な設定と使用方法

・車内の温度を素早く下げる冷房のテクニック

・エアコンのフィルター清掃と効率的な冷却

効果的に冷房を利用する方法を知って快適なドライブをしましょう。

エアコンの適切な設定と使用方法

車のエアコンは快適なドライブを実現するための頼れるツールです!まず、車内の温度や湿度に合わせてエアコンを設定しましょう。始めはエアコンを最大で設定し、車内の熱をすばやく外へ出します。その後は適切な温度に設定し、快適な状態を維持します。

また、エアコンを使用する時は窓を閉め、外気を遮断して効率的に冷やしましょう。長時間のドライブでは、定期的にエアコンのフィルターを清掃することも重要です。

車内の温度を素早く下げる冷房のテクニック

車内の温度を素早く下げるためには、いくつかのテクニックがあります。下記の順番に習ってやってみましょう!

①車内の熱を放出するために最初の数分間はエアコンを最大風量に設定し、窓を開けて熱を排出。

②窓を閉めてエアコンを使用し、車内の温度を徐々に下げます。

③エアコンの吹き出し口を上向きに向け、天井に向けて空気を送ります。

上部から冷気が入ってくるため、車内全体の温度を均一に下げることができます。また、車内の暑さを和らげるために、エアコンをつけた直後にドアを開けて車内を換気することも効果的です。

これらのテクニックを組み合わせることで、車内の温度を素早く下げることができます!

エアコンのフィルター清掃と効率的な冷却

エアコンのフィルターを定期的に清掃することは、効率的な冷却を実現するために重要です。フィルターが汚れると、冷房効果が低下し、エアコンの性能がダウンします。フィルターの清掃を定期的に行うことで、エアコンの効率がアップし、冷却効果を得ることができます。

また、フィルターを清掃しないことで汚い空気が循環することもあるのでさらに不快感を味わうことになります。

車内の熱対策と快適性アップ

車内での長時間の移動や旅行は、特に暑い季節になると熱中症や不快感を引き起こすことがあります。さまざまな方法やアイテムを活用して、熱対策をして快適なドライブを楽しむためのポイントを下記にご紹介します。

・サンシェードやウィンドウフィルムの効果的な活用

・内装の素材選びと熱対策

・シートベンチレーションの活用

これらの車内での熱対策をするポイントを抑えていれば、確実に気持ちのいい運転ができるでしょう。

サンシェードやウィンドウフィルムの効果的な活用

サンシェードやウィンドウフィルムは、車内の熱対策に効果的なアイテムです。サンシェードは車の窓に取り付けて直射日光を遮り、車内の温度上昇を抑えます。

ウィンドウフィルムはガラス面に貼ることで紫外線や熱を遮断し、車内の温度上昇を防ぎます。適切なサイズやタイプを選んで取り付けることが大事です。大きすぎてもかさばって荷物になります。100円ショップでも売ってることあるので気軽に対策できるでしょう。

内装の素材選びと熱対策

内装の素材が違うことで車内の熱対策に大きく影響します。熱を吸収しにくい素材や断熱効果の高い素材を選ぶことが重要!例えば、本革や合成レザーは熱を吸収せず、通気性も良いため、夏場でも比較的快適に過ごせます。

内装パネルや座席カバーには、断熱効果の高い素材や特殊なコーティングが施された素材を選ぶことで、熱を溜まりにくくします。熱がたまらないように内装素材を選ぶことも大事なポイントです。

シートベンチレーションの活用

引用:トヨタ
引用:トヨタ

シートベンチレーションとは、車の座席に内蔵された通気システムのことを指します。このシステムは、座席の内部に組み込まれたファンや通気孔を通じて、座席の表面から空気を循環させ、座席に座っている人の体温を下げます。ひんやりとした気持ちのいい感じです。

シートベンチレーションは、主にレザーシートや高級モデルの車に装備されることが多く、運転席と助手席の両方、またはリアシートにも適用されることがあります。後付けすることもできます。

運転中に快適な環境を提供し、ドライバーや乗客の満足度を高める重要な機能です。

長時間の車内滞在時の注意点

高温の車内での滞在は、熱中症や体調不良を引き起こす恐れがあります。暑い時の長時間の車内滞在時に気をつけるべきポイントを以下にまとめます。

・車内での快適な過ごし方

・長距離ドライブ時の疲労と熱中症リスクへの対処法

車内での快適な過ごし方

長時間の車内滞在の際には、定期的な休憩を取ることが大切です。車を停めて降り、涼しい場所で休憩をとりましょう!これにより体を休め、熱中症や疲労を予防できます。無理して車の運転を続けると集中力の低下により事故を引き起こしかねません。

長距離ドライブ時の疲労と熱中症リスクへの対処法

長時間のドライブでは、2時間ごとに15分以上の休憩を取るといいでしょう。また何人かの運転者がいる場合は、運転を交代することで疲労を防ぎます。運転者が疲れたらすぐに交代し、休息を取りましょう。

熱中症予防のためには、こまめな水分補給が欠かせません。定期的に水分を摂り、脱水症状を予防しましょう。車内であっても暑い日や運動後は積極的に水分を補給するのがポイントです。

まとめ

この記事では夏の暑い車内を快適にするための効果的な冷房と熱対策について解説しました。夏の暑い季節、車内での快適な過ごし方は重要です。

効果的な冷房と熱対策を講じることで、車内の温度を快適なレベルに保ち、快適なドライブを実現できます。適切なエアコンの設定や遮光対策など、様々な方法があるのでぜひこの暑い夏に試してみてほしいです。涼しく夏を快適に過ごしましょう!

車系インスタグラマー

某自動車メーカーの整備専門学校を卒業後、整備士、フロントマンとして活躍、その後、もっと車を「見て、乗って、ワクワクする」をコンセプトにSNSやブログメディアにて発信をしています。

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