2016年（平成28年）3月に閉校となった「旧江別小学校（江別市萩ケ岡）」の跡地を見に行ってきました。撮影は2023年5月のGW。あちこちの桜が満開となっている時期でした。

旧江別小学校出入口階段

旧江別小学校跡地に残る階段。こちらは校庭につながる階段でしたが、通行止めの看板が立っています。以前はここに小学校直結の歩道橋が架かっていましたが、2021年に撤去されました。

旧校舎側にある石積みの立派な階段。二方向に分かれているのが洒落ています。

左側の階段は少々歪んでおり、歴史の重みを感じさせます。

対して右側の階段はまだしっかりと形を保っていました。

校舎が建っていた場所の様子。ここに巨大なレンガ校舎が立っていたとは思えない風景です。

広々とした校庭跡地。何も活用されず立入禁止になっているのはもったいない気がしますね。

校庭の先（旧体育館方向）に桜が咲いているのが見えます。

旧体育館側

場所を移動し、小学校跡地の南側、体育館があった辺りからの風景。もちろんこちらも立入禁止のロープが張ってあります。

校庭は砂利だったと思うのですが、全体に雑草が生え自然に帰りつつあります。

校舎跡地に沿ってサクラや白樺が美しく並んでいます。写真左側には体育館横の校舎出入口に続いていた階段が残っているのが見えます。

体育館が建っていた場所。こちらも木々や雑草が生い茂り、建物が立っていたとは思えない光景。

体育館跡地の奥に見える桜並木。近づいて見られないが悲しいですね。

北海道看護大の新キャンパス設置断念、今後はどうなる？

2016年（平成28年）3月に廃校となってから旧江別小学校跡地活用に向けて話し合いが持たれてきたようですが、現在も跡地活用の決定には至らず、大学等キャンパス誘致が行われている状況です。

2022年には北海道北見市にある日本赤十字看護大学の新キャンパスが整備される話があったようですが、建材高騰などもあり江別校の設置は断念されたとのことです。

JR江別駅からもほど近く利便性も高いこの広大な敷地、今後どうなるのか気になるところです。