【江別市】千古園にある馬頭観世音の馬の表情がかわいい
北海道江別市東野幌にある公園「千古園」は、江別市の発展に大きな功績があった民間開拓団体「北越殖民社」の二代目社長・関矢孫左衛門の住居跡地です。
そこには多くの江別市保存樹木や、たくさんの地蔵、記念碑などがあり、江別の歴史を感じることが出来ます。
その中に、「馬頭観世音」と書かれた石碑があります。
馬頭観世音
千古園の入口から左側の藪の中に残る「馬頭観世音」。
古さを感じさせるとても立派な石碑で、文字と馬の絵が描かれています。絵が付いた石碑というのはわりと珍しい気がします。
優しい目をした馬の絵が刻まれています。馬頭観世音とは、馬の守り神の信仰だそうで、古来から家畜など動物を大事にする日本人らしい信仰と言えるのかもしれません。
石碑の裏側には「野幌村内一同」とあり、名前が刻まれていました。「大正十四年五月十七日建之」と建立日も記載されています。たいへん貴重な石碑です。
千古園
〒069-0822 北海道江別市 東野幌375番地