8月の海は要注意!海釣りで見かけるクラゲの種類と注意点
夏ということで海水浴や釣り等で海に出かける機会も増えると思いますが、ちょうど今の時期の海で増えてくるのがクラゲ。
クラゲには毒があり、毎年クラゲによる被害が後を絶ちません。
そこで今回は、海釣りで見かけるクラゲの種類や注意点について紹介します。
よく見かけるクラゲの種類
その① ミズクラゲ
1つ目の種類が、ミズクラゲです。
ミズクラゲは釣りや海水浴でよく見かける一般的なクラゲで、毒はあるものの弱いので、刺されても痛みを感じない場合もあります。
ですが肌の薄い部分だったり、肌が敏感な人は痛みを感じることがあるので注意が必要です。
その② アカクラゲ
二つ目の種類は、アカクラゲです。
アカクラゲはミズクラゲと並んで一般的な種類なので見たことのある方も多いと思いますが、ミズクラゲより強い毒を持っています。
刺されるとピリッとした痛みを感じ、腫れることがあるので注意しましょう。
その③ カツオノエボシ
3つ目の種類がカツオノエボシです。
青みがかった透明の綺麗な体をしていますが、実は非常に強い毒を持っています。
アカクラゲやミズクラゲとは違ったクラゲっぽくない形をしているので、ビニール袋などと間違えて触ってしまうケースもあります。
東京湾や九州、大阪など日本各地で見られるため、海水浴の際には注意が必要です。
他にもアンドンクラゲや沖縄のハブクラゲなど、毒性の強いクラゲはたくさんいるので、クラゲを見かけても触らないようにしましょう。
クラゲに関する注意点
ここまでよく見かけるクラゲについて紹介したところで、クラゲに関する注意点について紹介します。
注意点① 死んだクラゲでも触らない
一つ目の注意点は、死んだクラゲでも触らないことです。
浜に打ちあがってクラゲを見かけることがありますが、クラゲの毒性は死んでも残ります。
そのため、クラゲが死んでいるから大丈夫だと思わずに、触ったり踏んだりしないようにしましょう。
注意点② 千切れた触手にも注意
二つ目の注意点は、千切れた触手にも注意が必要なことです。
実はクラゲの毒は触手の部分にあるのですが、触手の毒は本体から離れた後でも残ります。
釣りをしていると、クラゲの触手がラインや仕掛け等に絡むことがあるのですが、こちらを素手で取り除こうとすると刺されてしまう事があります。
なのでラインや仕掛け等にクラゲの触手がついた時は、素手で取らないようにしましょう。
釣りではクラゲがいても釣れることはあるのですが、あまりプラスに働くことはなく、ルアーなどに引っかかって釣りにならないことも多いので、あまりにもクラゲが多い時は場所を移動するようにしています。
クラゲと釣りの関係については下の記事で詳しく紹介しています。
ちなみに最近は100均アイテムでも便利なものが売っていて
セリアで売っているラインクリーナーがあれば、ラインを直接触らずにクラゲの触手を取り除くことができます。
興味がある方はセリアの釣具コーナーを探してみてください。
今回は海で見かけるクラゲの種類と注意点について紹介しました。
クラゲが増えるこの時期はどうしてもクラゲによる被害が増えるので、むやみにクラゲに近づかず安全に釣りや海水浴を楽しんでください。