人生に悩んでいる人へ。モハメド・アリの名言「地球には家賃がある…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はモハメド・アリの名言をご紹介します。モハメド・アリ(1942~2016年)はアメリカの伝説的なプロボクサーで、通算3度の世界チャンピオンに輝き、19度の防衛を果たしました。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいモハメド・アリの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。モハメド・アリの名言「地球には家賃がある…」英語&和訳(偉人の言葉)
「人に貢献することというのは、この地球に住むための家賃のようなもの」
モハメド・アリ(アメリカの伝説的なプロボクサー)
この世界に生きる意味、それは得ることではなく与えることにある。
日本人は食事をするとき「いただきます」と言いますよね。これは感謝の言葉なのですよね。命をささげてくれた動物、植物。手間を掛けてくれた人たち。そこに感謝の気持ちを表す。
人は一人では生きていけませんよね。人が生きるために必要なもの。水、酸素、食べ物。それは一人の力で生み出せるものではない。
自然や動物、植物、他の人の支えがあって初めて人は生きていけるのだと。
人はこの世に生まれ命を全うするまでの間、ただひたすらもらい続けるのですよね。動物の命、植物の命、自然の生み出すもの、人間の生み出すもの。もらい続けなければ生きてはいけない。
そのお返しをすること。恩返しをすること。この世界に貢献すること。人がこの世に生きる意味はそこにあるのではないかなと。
それは決して難しいことではないと思うのですね。誰にでもできること。
落ち込んでいるとき、スーパーに行ってレジの方が「ありがとうございました」と元気に声をかけてくれると、それだけで気持ちが明るくなることがあるのですよね。
外を歩いていてすれ違った人に「こんにちは」と笑顔であいさつをする。それだけで十分だと思うのですね。それだけで十分人は救われる。
死とはバトンを渡すこと
人はいつか必ず死にますよね。死とはバトンを渡すことだと思うのですね。リレーのようなものなのだと。自分の役目を終えて次の命にバトンを託す。この世界を託す。
この世界に生きている間、この世界に生きる者に与えられる唯一の使命、それはこの世界に貢献することなのだと。
人生に悩んでいる人へ。「人生」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はモハメド・アリの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『世界の偉人の名言(鈴木隆矢)』の『モハメド・アリの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、モハメド・アリの名言を14句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「人生」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「50歳になった時、20歳の時と同じように世の中を見ているなら、人生の30年を無駄にしたということだ」
モハメド・アリ(アメリカの伝説的なプロボクサー)
「生きることとは苦しむことであり、生き抜くこととは苦しみの中に意味を見いだすことである」
フリードリヒ・ニーチェ(ドイツの哲学者)
「生きている限り、生き方を学び続けなさい」
セネカ(古代ローマの哲学者)
お読みいただき、ありがとうございました!