夫の浮気への対処法:宮崎謙介氏の妻金子恵美議員「やり直す気はあるの?じゃあ、恥をかいてきなさい」
■不倫疑惑の夫への妻の一言「やり直す気はあるの?じゃあ、恥をかいてきなさい」
夫は結局議員辞職することになりましたが、妻の方はこの一言で評価が上がったとの声もあります。
■夫の浮気を知った時
今回のケースは、多くの人が怒っています。妻の妊娠出産中の浮気は、よく聞くとはいえ、ひどいことです。
これで妻も怒って離婚だというなら、それならそれで、冷静に離婚の準備をしましょう。感情的になって、勢いで離婚してしまう人もいますが、後から後悔することになるでしょう。冷静に、相手の不貞の証拠を集め、離婚後の生活設計も行ってから、離婚を考えましょう。
離婚をする気はないけれど、怒りに我を忘れることもあります。腹が立って、悲しくって、夫に怒りをぶつけます。もちろん、夫はそうされても仕方の会ことをしました。
毎日毎日、妻は夫をなじります。夫が謝って許しません。怒りと悔しさの感情がおさまりません。相手を非難し続けます。
そうするとどうなるでしょうか。
夫の心は妻から離れるでしょう。ますます家に帰りたくなくなるでしょう。
■夫や妻が浮気するとき
一般に、夫や妻が浮気するときは、夫婦間に隙間ができています。夫婦二人がすれ違いを感じているときもあれば、片方だけが感じているときもありますが。そんなときに、外で誰かに出会ってしまいます。そのとき、浮気心が騒ぎ始めます。
もともと夫婦仲に隙間ができていて浮気をしたときに、その結果、相手からますます批判攻撃されれば、心は妻から離れるでしょう。そして、優しくしてくれる外の人の方に、ますます近づいてしまいます。
■うやむやにはせず、そして許す
夫を許さないで離婚するのも、一つの選択です。しかし、離婚する気がないのなら、相手が反省しているなら、許しましょう。もちろん、こんなアドバイスは、不条理です。悪いのは男の方なのに、なぜ女が許さなければならないのでしょう。妻が怒り、夫を非難するのは当然のことです。
だから、ただ許してあげましょう、許してあげるべきだなどとは、全く言う気はありません。ただ、離婚せずやり直したいのなら、怒り続け非難し続けるよりも、許してあげる方が良いだろうとは思います。
しかし、夫はととても悪いことをしました。うやむやにしてはいけません。妻が何も感じていないなどと思わせてはいけません。世間が何事もなく許してくれると思わせてはいけません。それが、「恥をかいてきなさい」でしょう。事の重大さをわからせた上で、関係修復のために許してあげることは、効果的でしょう。
■女性の役割
アメリカのクリントン大統領のケースでは、大統領の不倫報道が世界を巡りました。そのとき、妻のヒラリーが夫を許したことで、夫の政治的生命はギリギリでつながりました。そして、結果的に妻であるヒラリー・クリントンの評価は高まり、今新たに大統領候補になろうとしています。
ただし、繰り返しますが、妻は夫を許すべきだなどとは言っていません。これはジェンダーの問題ですが、女性にはしばしば優しさや許し、人間関係の調整役が求められます。女性が自発的にその役割を果たすなら、素晴らしいことです。しかし、世間から当然のこととして強要されるようなことではありません。
女性が主体的に、そして女性が幸せになれるように、行動できればと思います。