30秒でできる簡単リラックス法、その名は〇〇法をお伝えします
こんにちは、精神科医しょうです。
私は普段、精神科での外来を行い、インスタにてHSP気質に関する発信を行なっています。HSP気質について知りたい(外部リンク)
大事な試験の前やスポーツの試合前、そしてプレゼンの前など。
とても緊張する場面があるかと思います。
誰でもそういった大事な場面を前にすると、緊張するものですが、少しでも緊張を楽にすることができたなら嬉しいですよね?
そこで今回は、簡単にできるリラックス法をお届けしたいと思います。
特に道具も必要なく、その場ですぐ実践できる内容ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
役に立つはずです。
では、さっそくお伝えしていきますね♪
簡単にできるリラックス法
「漸進的筋弛緩法」という言葉を聞いたことはありますか?
漸進的筋弛緩法とは、あえて特定の筋肉に力を入れて、その後一気に脱力するという動作を繰り返すことにより、リラックス状態へと導くための方法です。
エドモンド・ジェイコブソンという方が開発しました。
この漸進的筋弛緩法ですが、身体の各部位を使って行うことができるため、臨機応変な対処が可能です。
詳しく見ていきましょう♪
可能であれば、読みながら一緒に実践してみてくださいね♪
ではさっそく・・・
【両手】
手のひらをギューッと強く握りましょう(約5秒~10秒)
強く握った手のひらを一気に脱力し、ゆっくり開いていきましょう(約10秒~20秒)
【両腕】
力こぶを作るようにギューッと腕を曲げ、脇をしめます(約5秒~10秒)
一気に脱力し、腕をストンッと落としましょう(約10秒~20秒)
【首】
首を前に曲げ、首の後ろの緊張を感じましょう(約5秒~10秒)
脱力し、首を正面に戻します(約10秒~20秒)
※首を前後左右に動かして行うのもOKです。
ただし、痛みのない範囲で行ってくださいね。
【両肩】
両肩をグッと上に上げ、首をすくめます(約5秒~10秒)
一気に脱力し、ストンッと肩を落とします(約10秒~20秒)
【両脚】
両脚をグッと前に伸ばし、脚を緊張させます(約5秒~10秒)
一気に脱力し、脚をおろします(約10秒~20秒)
【お腹】
お腹をへこませ、グッと力を入れましょう(約5秒~10秒)
一気に脱力し、お腹を元の位置に戻します(約10秒~20秒)
【背中】
両ひじを背中側で突き合わせるように、肩甲骨をギューッと引きつけます(約5秒~10秒)
一気に脱力し、腕をおろしましょう(約10秒~20秒)
いかがでしたか?
身体の各部位を使って行うことが可能であることが、ご理解いただけたかと思います。
この考え方に基づけば、顔を使って行うこともできるわけです。
目や口をギューッと閉じる、すぼめる、その後脱力するということですね。
いずれの動作においても大切なことは、「身体の感覚に注意を向けること」です。
力を入れている時の各部位の感覚、力を抜いた時の各部位の感覚。
それらをしっかり味わいましょう。
特に、力を抜いた時の感覚。
身体がジワッと温かくなる感覚が大切です。
もし試験や会議の前、試験中、会議中なのであれば、机の下でこっそり両手をギューッと握ったり、お腹をへこませ、グッと力を入れた後、脱力する。
そういった動作が有効かもしれませんね♪
ご自身のその時の状況、また体調に合わせて、無理のない範囲で行ってください。
最後になりましたが、緊張することは、恥ずかしいことではありません。
誰でも緊張するものですし、緊張するということは、それだけその物事に集中している、真面目に取り組んでいる証です。
緊張を受け入れ、その上で、今回お伝えした「漸進的筋弛緩法」を試してみてください。
緊張を受け入れることは、どんな自分も受け入れるということ。
そこがベースに合っての、「漸進的筋弛緩法」です。
緊張を受け入れた上で、漸進的筋弛緩法を試すことで、よりリラックスすることが可能なはずです。
きっといざという時に役立つはずですよ♪
頑張るあなたを応援しています♪
まとめ
大事な試験の前やスポーツの試合前、そしてプレゼンの前など緊張する場面では、「漸進的筋弛緩法」という方法を試してみましょう♪
漸進的筋弛緩法とは、あえて特定の筋肉に力を入れて、その後一気に脱力するという動作を繰り返すことにより、リラックス状態へと導くための方法のことです。
両手、両腕、両肩、両脚など、身体の各部位を使って手軽に行うことができるため、人それぞれ各状況に合わせて実践することが可能です。
緊張を受け入れ、その上で漸進的筋弛緩法を取り入れてみてください。
あなたが困った時に、きっと役立つはずですよ♪
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