新・広島駅ビルの内部を公開!広島の水辺がテーマ、路面電車を眺めるテラスも(広島市)
駅前を通るたびに姿を変えていく様子に毎回「おぉ~~!」と声が出てしまうほど、みるみる大きくなっている、広島駅の新駅ビル。
現在、全体の6割程度 工事が進んでいるのだそうで、残すところあと半分弱。完成が待ち遠しいですね!そんな工事中の広島駅ビルが報道公開されたので行ってきました。
内部に入ってみると、外から見ていたよりも広く感じます。まだコンクリートや骨組みがむき出しの状態ですが、区画ごとに仕切られていたりエレベーターホールらしき場所があったりと、完成風景が少しイメージできそうな部分もあり、想像するとワクワク感と期待が高まります。
今回公開されるメインスポットは「雁木テラス」。
新駅ビルには広島電鉄のホームが2Fに作られるため、路面電車が2階に乗り入れするのが大きな特徴の1つとなっていますが、雁木テラスはそのホームを上から見渡すことができる憩いのペースです。
雁木(がんぎ)とは?
雁木は、水辺にせり出すようにつくられた階段状の船着き場のこと。広島は川が多く、かつては水路が公共交通の要として活躍していたため、水辺には至る所に雁木があります。
そんな、広島らしい風景を新しい駅ビル内の憩いスペースのデザインテーマに盛り込んだのが「雁木テラス」。階段状になったベンチからは、吹き抜けになった「中央アトリウム空間」を見下ろしながら過ごすことができます。
公開された現在の雁木テラスの様子が以下。
ここから、路面電車のホームが以下のような感じで見降ろせます。
また、完成後がイメージできる雁木テラスの実物大模型(一部)も、以下のように公開されました。
縦にラインの入った爽やかな外壁は、水のゆらめきをイメージ。見る角度によって見え方が変わるデザインになっています。
動画で見る、工事中の広島駅内部の様子
公開された雁木テラスや実物模型、内部の様子などは以下の動画からもご覧いただけます。
内装・外装ともにまだこれからですが、全体の雰囲気が見えてくるとワクワクしますね!広島駅の新駅ビルは、2025年春の開業予定となっています。
JR広島駅(新駅ビル)
住所:広島県広島市南区松原町2番37号
完成:2025年春の開業予定