低ナトリウム血症になるとどうなる?-気になる症状や原因を分かりやすく解説!-
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です!
今回は…
「低ナトリウム血症」を解説していきます。
まず、ナトリウムは
体内の水分バランスの調節や、
筋肉や神経の働きを正常に保つために働く。
そして、低ナトリウム血症は、
血液中のナトリウム濃度が
基準値より低くなった状態です。
低ナトリウム血症は以下の3種類があります。
・低張性低ナトリウム血症
・偽性低ナトリウム血症
・高張性低ナトリウム血症
それぞれ分けてみていきましょう!
※以下ナトリウム→Naと訳す
・低張性低Na血症
これは水の飲み過ぎや、
Naが排泄され過ぎてしまうことで、
血液中のNa濃度が低下してしまった状態。
具体的には、
血中Na濃度が130~135mEq/L以下に
なると、低Na血症と診断されます。
低張性低Na血症では、
浸透圧の影響で、
細胞内に水がたくさん増えてしまいます。
これが、
脳の神経細胞でおこると「脳浮腫」となり、
認知機能低下・歩行障害・頭痛・悪心などの
重篤な神経症状に繋がってしまいます。
偽性低Na血症
血液は「血球」と「血漿」に分けられます。
そして偽性低Na血症は、
血漿中に脂肪成分やタンパク質が増える
ことで、Naの割合が低くみえる状態です。
これは、脂質異常症などでみられます。
高張性低Na血症
血液中に、糖などの
Na以外の水を引き寄せる物資
(有効浸透圧物質)が増加する場合があります。
これにより、
細胞内から水が引き寄せられて、
血液中のNa濃度が低下する。という状態です。
高血糖(糖尿病)などで生じることがあります。
これが3種類の低Na血症です。
治療に関しては、
低Na血症の種類や重症度によっても変わるので、
お医者さんと相談の上、進めるようにしましょう。
また別の記事で、Na濃度が高い状態の
「高Na血症」についても解説していきます。
今回はここまでです。
参考になれば幸いです(@^^)/~
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【おがちゃん先生について】
・ウィルワン整体スクール卒
(現リエイチ整体アカデミー)
・インスタグラムフォロワー1万人超
・整体スクール学科講師(沖縄県)
・東京都麹町半蔵門にて整体活動中