イラン・アゼルバイジャン国境の「イムジン河」(3)
イランの国語はペルシア語であるが、このペルシア語を母語とする人々は人口の半数程度である。残りの半数は母語としては少数派の言語を話し、ペルシア語は母国語ではあるが、母語ではない。平たく言えばバイリンガルである。アラブ系もいれば、クルド系もいる。そしてトルコ系もいる。アーゼリーとイランで呼ばれている人々である。この人たちの生活の中心がアゼルバイジャンである。イランの地図は、背を丸めた猫のように見える。ちょうど猫の首から上の部分である。人口にして何百万にもなるだろう。エルドアンの詩は、この人々がイランを離れアゼルバイジャン共和国と一つになるように訴えたと受け取られた。
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