【飯田市・千代】小さな雑貨たちが集まる幻想的な珈琲店【珈琲風】
今回は、飯田市街地から少し離れた千代地区にある「珈琲風(こーひーふう)」をご紹介します。日本の棚田百選に選ばれているよこね田んぼや、紅葉川の蛍が舞うことで知られるスポットからそれぞれ車で10分ほどの場所にあります。
珈琲風ってどんな店?
約9年前に愛知県から移住した可知ご夫妻が始めた珈琲店。お店の名前は、駐車場のすぐ下を流れる米川(よねがわ)から吹き上げる風がとても気持ちよかったことから、「風(ふう)」に決めたのだそうです。
オープン当初のメニューは珈琲のみだったそうですが、遠方から来てくれるお客さまのために少しずつメニューを増やして、現在はカレーやパスタ、スイーツなどもいただけるようになっています。
店の至る所に並ぶ雑貨は、ご夫婦で数十年かかって全国各地から集めたもの。なかにはご主人の手作りの品もあります。ほとんど販売されているので、雑貨好きの方は、お気に入りのものを探しに行ってみてはいかがでしょうか。
珈琲風で珈琲をいただきます!
珈琲は注文した後に、手挽きミルで豆から挽いてハンドドリップで淹れてもらえます。
取材時は大雨だったので、外はゴーっという雨音がしていたのですが、そこに店内BGMのほのかに陽気なシャンソン、さらに珈琲豆を挽く音が加わり、まるで映画のワンシーンのなかにいるような不思議と満たされた気持ちで珈琲の出来上がりを待ちました。
岐阜県土岐市の陶芸作家さんによるオリジナルの器でいただく珈琲「風ブレンド(税込550円)」は、苦みと酸味のバランスがよいブレンドコーヒー。深みのある味わいに、添えられたミルクチョコレートが相性抜群です。
心地よい音と、雰囲気のある雑貨に囲まれながら飲むうちに、いつしか心がほぐれていくような一杯でした。ごちそうさまでした。
珈琲風の建物
現役で店舗設計なども手がけるというご主人の可知さんと奥さまが、愛知県長久手市を起点に古民家を探し続け、気が付けば飯田市千代に至ってやっとお気に入りの物件を見つけたのが「珈琲風」の始まりだったそう。
ご夫婦も泊まり込みしながら、職人さんと一緒に築110年の古民家の屋根や床をすべてはがしてリノベーションしたのだそうですよ。すごいですね! 取材日はあいにくの大雨だったため、外の景色の撮影できなかったのですが、お庭もとても素敵でした。
紹介しきれなかった珈琲風の様子を写真で紹介
珈琲風で心からリラックスできるひと時を
ほかの場所とはすこし時間の流れ方が違うような…ジブリ作品に出てくるような…独特の雰囲気が心地よい珈琲風。
ここを目的地にして、山あいの道をちょっとドライブしながら訪れてみるのはいかがでしょうか?
珈琲風
住所/〒399-2222 長野県飯田市千代1128-1
電話番号/080-3063-0850
営業時間/10:00~16:00
定休日/月・火(そのほか臨時定休の場合あり)
駐車場/あり
※公式ホームページはこちら
※ヤフー地図はこちら
※店舗の営業時間や定休日につきましては、訪問される前に最新情報をご確認されることをおすすめします。
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