「障害福祉」。

健常者にとって、大切なものと分かっていても、なかなか参画することができない分野かもしれませんね。

大切なことは、まず「障害」について理解することではないでしょうか。

「もちろん障害福祉は大切だと思うけど、何から始めていいか分からない」

そんな人に、ぜひ参加してほしいイベントがあります。

12月14日（土）、前橋プラザ元気21で開催される「第13回みんなのフェスタ」です。

開催趣旨は次の通りです。

「前橋市自立支援協議会と前橋市では、障害福祉啓発事業の一環として、障害のある人もない人も共に出会い、交流できる場として、「第13回みんなのフェスタ」を開催します。活気のあるステージ発表や作品展示などを行い、全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人権と個性を尊重し合いながら、共生できる社会の実現を目指します」

内容は

●作品展・・・個性を生かしたアート作品等

●体験コーナー・・・手話、点字、要約筆記、車いす、盲導犬

●ステージ発表・・・手話コーラス、和太鼓、剣舞、フラダンス、日本舞踊

「障害」を持つ人が普段やっていることを実際に見て、体験して、交流することで理解を深めることができます。

「障害」について理解するとは、「障害」を持つ人が何を求めているのか、そしてそのために何が自分にできるのかを考えることだと思います。

それだけでも、きっと「障害者」と「健常者」の距離は縮まり、両者の境目もなくなってくるはずです。

そもそも同じ社会に生きる者同士、何かができるかどうかで隔たりがあってはならないのです。

私だって「障害」が無いというだけであって、できないことはたくさんあります。

あなたもきっとそうではないですか？

「福祉」というと何か特別なことをやるような気がしますが、決してそうではなく、
「相手が苦手だったりできないことをサポートする」という風に捉えてもよいのかもしれませんよね。

「福祉」のもともとの意味をご存知でしょうか？

「福祉」とは、「幸せ」とか「幸福」という意味なんです。

手話はできなくても、短く筆談してみるとか、車いすをちょっと押してみるとか。

そんなことが自然に、当たり前にできるようになれば、そこに生まれるのは両者にとっての「幸せ」、そして最高の「笑顔」ではないでしょうか？