沖縄近海で台風5号が発生へ、九州に近づく可能性も?
沖縄近海で台風5号が発生へ
タイトル画像にある通り、フィリピンの東海上には熱帯低気圧に伴うまとまった雲があり、ゆっくりと北上しています。
気象庁によると、きょう午前9時現在、この熱帯低気圧の中心気圧は1002hPa、最大風速15メートルとなっていますが、今後は発達しながら北上し、あす9日(日)午前9時には、中心気圧998hPa、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートルの台風の勢力となって、宮古島のすぐ南の海上に達する見込みです。
発生すれば台風5号ということになりますが、早ければあすの未明までに台風へ発達する可能性もあると予想されています。
9日(日)は沖縄本島で大荒れか
コンピュータの計算によると、発生が予想される台風5号は、その中心の東側で特に雨や風が強くなるという特徴を持っているようです。
このため、台風の中心は、計算上、あす9日(日)の昼頃に宮古島付近を通過する予想ですが、中心付近よりも東側に位置してる沖縄本島付近で最も雨や風が強くなる予想で、あすは朝から夜にかけて、一日中、荒れ模様となるかもしれません。
また奄美地方でも次第に雨や風が強まる見通しです。
10日(月)山の日は九州接近も?
種々の計算によると、発生が予想される台風5号は、沖縄付近から東シナ海を北上し、10日(月)山の日にかけて、九州の西海上を北上する予想でおおむね揃っています。
今のところ、太平洋高気圧の勢力が強く、朝鮮半島方面へ北上する計算が多くなっていますが、もし高気圧の勢力が弱まれば、九州へかなり近づきながら北上する可能性も考えられる状態です。
どのくらいの勢力で九州の西海上に近づくかは不確実ですが、10日(月)は九州を中心に西日本で影響を受けるおそれがありますので、台風が発生したあとの進路予想などに十分ご注意ください。