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バイクがスマホと連動する!2021年新型NMAXは使い勝手が大幅に向上した

相京雅行下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

近年の原付二種スクーターブームを牽引してきたのはヤマハのシグナスXとスズキのアドレスV125です。

潮目が変わったのは2010年にホンダからPCXがリリースされたあたりから。

カブなどの商業車両に強みはあったものの、看板となる原付二種スクーターがなかったホンダが起死回生の一手としてリリースしたのがPCX。

それ以降、町を走ればPCXを見ない日がないというぐらいに、PCXは大人気となりました。圧倒的な人気のPCXに対抗する形でヤマハがリリースしたのがNMAXです。

ライバル、PCXの魅力といえば原付二種スクータークラスでは大型のボディサイズ、クラスを超えた豪華な装備、新型の高出力高効率エンジン。

そのすべてをNMAXも兼ね備えています。

NMAXが2021年モデルチェンジ

どんどんモデルチェンジを繰り返し魅力を増していくPCX。NMAXも負けじと2021年にモデルチェンジしました。

大きな変更点としては、

スマートキー採用、アイドリングストップ、トラクションコントロール追加、スマートフォン連動機能の追加などです。

スマホと連動することで使い勝手が良くなる

正直にいえば、今回試乗してスマホ連動機能を使ってみるまで利便性が良くわかりませんでした。

スマホ連動機能はヤマハのY-CONECTというアプリを通じてブルートゥースで車両と接続して行います。

NMAXにはタコメーターが装備されていませんが、Y-CONECTを使えばスマホの画面をタコメーター代わりに使うことが可能。

オプションを使えばハンドル真ん中程度にスマホをマウントすることが可能なので、タコメーター表示は少し面白いかなと感じるぐらいでした。

ですが接続して気が付いたのは、メールや電話の着信をメーターに表示してくれる機能が思いのほか役に立つという事。

試乗中に電話、メールの着信があったのですがポケットに入れているにも関わらず気が付きませんでした。

ですがNMAXのメーターに電話やメールの通知を知らせる表示があり、そこで気が付くことができたのです。

一度アプリを通じて接続すれば、あとは自動で接続されるので意外に便利な機能かもしれません。

今後更にスマホとバイクの連動が進むと面白い進化を遂げていくかもしれませんね。

NMAXの試乗インプレッションは動画で公開しています。

下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

下町の小さいバイクパーツメーカーで番頭を務めています。面白い事には大抵首を突っ込みます。ワークマンでアンバサダーをやっていたり、オールアバウトでバイクガイドを担当していたりします。

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