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オクラは「水から茹でる?」or「お湯から茹でる?」料理人の回答に…『有益すぎる!』

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

夏野菜のレギュラーメンバーである「オクラ」、あのネバネバとした食感は、多くの料理にアクセントを加え、さまざまな料理に使えます。

そんな魅力的なオクラですが、皆さんは茹でる際どのように茹でていますか?

今回は「オクラは水から茹でるべきか、それともお湯から茹でるべきか」というテーマについて、詳しく解説していきたいと思います。

今回の内容を私の『Instagram』で発信して、感想をアンケート取ったところ…

53%の人が『有益すぎる』と回答されました。また、多くの方から『早く知りたかった』との回答もありがたい事に頂きました!

※アンケートに協力してくれた方ありがとうございました。

今回は非常に勉強になる内容となっております。オクラが好きな方はぜひ最後までお付き合いください!

今回の目次

  1. 水から?お湯から?
  2. 「水溶性ビタミン」と「ミネラル」
  3. オクラの下処理と茹で方
  4. まとめ

水から?お湯から?

オクラを茹でるときは、水からでしょうか?それともお湯からでしょうか?

私の回答は…「お湯から」茹でる

一体なぜ、お湯から茹でるのでしょうか?理由は「栄養素」にあるのです。実は…「味」と「食感」で比べるなら、両者とも大差はありません。

その栄養素とは何か?一緒に詳しく見ていきましょう!

「水溶性ビタミン」と「ミネラル」

ご存知の方も多いと思いますが、オクラは栄養価がとても高い野菜です。中でも注目すべき栄養素は「水溶性ビタミン」「ミネラル」です!

この2つの栄養素には共通点があります。それは…

「水に溶け出しやすい性質」を持っていることです!

そのため、茹で時間が長くなればなるほど、これらの栄養素が水に溶け出してしまい、栄養価が減少してしまいます。

当然、水から茹でる場合とお湯から茹でる場合では茹で時間が異なります。そこで、オクラの栄養価を最大限に保つためには、「お湯から茹でる」ことが重要です。お湯から茹でることで茹で時間を短縮し、栄養素の流出を最小限に抑えることができるのです!

オクラの下処理と茹で方

せっかくなので、オクラの「下処理」と「茹で方」をお教えしたいと思います。

【下処理】
①ヘタの周りの硬い部分を、包丁の柄に近い方で面取りするように削り取る。
②オクラをサッと水洗いする。
③塩をまぶして、指でやさしくこする。(板ずり)
④水で流す。

これが基本的な下処理のやり方です。ポイントは「ヘタの周りの硬い部分を取る」、「板ずりをする」の2つです!

【茹で方】
①鍋にお湯を沸かす。
②お湯に塩を入れる(水1ℓ:塩大さじ1)
②オクラを入れて「1分間」茹でる。
③取り出して、氷水におとす。

オクラを冷やすときは「水」でなく、「氷水」で急激に冷やすのがオススメです!急激に冷やすことで…オクラの色がより鮮やかになります。

まとめ

  • オクラは「お湯から」茹でる
  • 理由はオクラに含まれる「水溶性ビタミン」と「ミネラル」が水に溶け出しやすい性質を持っているから
  • オクラの茹で時間は1分間
  • 冷やすときは「氷水」

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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