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米雇用の弱さ続く&長期金利のマイナス化etc=日銀と金融庁、どちらが害悪か

窪園博俊時事通信社 解説委員
銀行カードローンを検査するらしい金融庁(写真:ロイター/アフロ)

(第365号・2017年9月4日発行)

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_/_/ 目次 _/_/

・トピックス………………… 「米雇用の弱さ続く」

              「長期金利のマイナス化」

              「雑記」

・ポイント…………………… 「日銀と金融庁、どちらが害悪か」

■ トピックス ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

<米雇用の弱さ続く>

 8月の米雇用統計は、非農業部門就業者数が15万6千人の増加にとどまり、予想(18万人増)を下回った。平均時給も前年同月比2.5%増と弱めだった。特に後者の低迷はインフレ圧力の弱さを改めて浮き彫りにするものであり、FRBの利上げの可能性は大きく後退したと言えよう。

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時事通信社 解説委員

1989年入社、外国経済部、ロンドン特派員、経済部などを経て現職。1997年から日銀記者クラブに所属して金融政策や市場動向、金融経済の動きを取材しています。金融政策、市場動向の背景などをなるべくわかりやすく解説していきます。言うまでもなく、こちらで書く内容は個人的な見解に基づくものです。よろしくお願いします。

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