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甘い根菜ヤーコンは家庭菜園向き!ヤーコンの育て方とは

racss食育インストラクター・調理師/菜園家
ヤーコンは晩秋に収穫(写真:よしかっぱ)

甘くてシャキシャキした食感が美味しいヤーコン。オリゴ糖が多く、生でサラダに入れたりスムージに入れたり、きんぴらにしたりと人気の健康食材です。

このヤーコンは晩秋に収穫期を迎えます。実は家庭菜園でも育てやすい野菜なんです。

ヤーコンはキク科で栽培しやすい

ヤーコンは「ちょっと変わった野菜」というイメージが強いかもしれません。でも一度食べてその甘さや健康効果にハマった人は自分でも育ててみたくなることでしょう。

ヤーコンは南米アンデス高原が原産でどちらかというと涼しい気候でよく育ちます。北海道などの寒地、寒冷地で栽培するのが特におすすめ。

キク科であるヤーコンは、害虫もつきにくいメリットがあります。葉を食害する虫がついたとしても地下にある収穫部分にはほとんど影響がないという、丈夫な野菜なんです。まさに家庭菜園向きですね。

ヤーコンの2大品種

表皮が黄色のヤーコン
表皮が黄色のヤーコン

ヤーコンは表皮が紫色の「アンデスの乙女」と表皮が黄金色の「サラダ乙女」が2大品種です。育て方に大きな差はありません。

表皮が紫のヤーコン
表皮が紫のヤーコン

そのほか、いくつかの品種が開発されています。品種が違っても、甘くてシャキシャキという特長は変わりません。地元で手に入るヤーコン品種を探してみてください。

ヤーコンの栽培方法|塊茎を植える

背の高い茎がついたまま収穫したヤーコン(写真:つくしんぼ)
背の高い茎がついたまま収穫したヤーコン(写真:つくしんぼ)

ヤーコンを栽培する際は、4月から6月に種イモを植え付けます。地域に合ったものを選ぶため、地元の種苗販売所で購入しましょう。
(この種イモは食用部分ではなく塊茎です。食用のヤーコンを植えても芽は出ないのでご注意ください)

ヤーコンは日当たりの良い場所を好みます。葉がよく茂りとても高くなるので家庭菜園では植える位置を選びましょう。通常高さ2mほどにもなるため、他の野菜に影を作ってしまわない場所が必要です。
また背が高くなりすぎると強風で倒伏のリスクも高くなります。定期的に芯止めをしながらなら1m前後の高さで育てることができます。

夏の終わりには小さなひまわりのような黄色い花が咲きますよ。
10月中旬から11月に葉が枯れ始めたら収穫です。霜には弱いので、天気と相談して早めに掘り出しましょう。

ヤーコンの栽培まとめ

ヤーコンは涼しい地域でなら栽培が容易で、病虫害も少ない家庭菜園向きの野菜です。
北海道在住の著者の周囲でも、ヤーコン栽培は人気。サラダやきんぴらで食べやすい野菜なので家族ウケもいいです。来春はヤーコンを育ててみませんか?

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食育インストラクター・調理師/菜園家

学生時代~ハンドメイド作家時代に癒やされる観葉植物の室内栽培にはまったのち、屋外の家庭菜園に魅了され早15年。宿根草とハーブや野菜、野草、山菜系野菜や小果樹を庭で栽培しています。自然を楽しみながら育て、味わい尽くす方法を、調理師・食育インストラクター(2級)の目線から発信していきます。 北海道での家庭菜園の様子はInstagramと公式サイト「racssblog」にて公開中。

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