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「苦いズッキーニは、捨てて下さい!」料理人が注意喚起【そのワケとは?】

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さん「ズッキーニ」は好きですか?

ズッキーニはウリ科の野菜で、夏の代表的な野菜の1つです。炒めたり、サラダにして食べるのも美味しいのですが、私のオススメは「天ぷら」です。天ぷらにすると、食感がとろとろになり、甘みがより際立ちます。ズッキーニ天ぷらをまだ試したことがない方は、ぜひこの機会にお試しください!

そして、今回はこの魅力的なズッキーニにまつわる、重要なお話をお持ちしました!皆さんはこのような経験ありませんか?ズッキーニを1口食べると…『苦いっ!』と驚いたこと。実はこれ…超危険なサインだったのです!

今回は「苦いズッキーニ」に潜む危険について迫りたいと思います。

今回の目次

  1. 苦いズッキーニは危険
  2. 加熱をすれば消える?
  3. なんで、ゴーヤは大丈夫なの?
  4. まとめ

苦いズッキーニは危険

冒頭で「苦いズッキーニは危険」とお伝えした理由を、これから詳しく説明します。まず、この苦味の正体は…

「ククルビタシン」と呼ばれる毒素です。

『毒素!?、やばいじゃん』と思った方も多いでしょう。ククルビタシンは、「ズッキーニ」や「きゅうり」などのウリ科の野菜に含まれる毒素で、基本的には微量しか含まれていません。しかし、環境や品種によっては濃度が高くなることがあり、この場合、強い苦味を感じます。

食べてみて、少しでも苦いと感じたら廃棄するようにしましょう。もったいなくありません、健康第一です!

今回の内容は「苦味が強いズッキーニが稀にあるが、食べても大丈夫ですか(農林水産省)」で詳しく書かれています。お時間がある方はぜひ目を通してみてください。

加熱をすれば消える?

ここまで読んだ方の中で、『加熱をすれば消えるんじゃない?』と思った方もいるかもしれませんが、残念ながらククルビタシンは加熱しても消えません。

なんで、ゴーヤは大丈夫なの?

同じウリ科の「ゴーヤ」はなんで大丈夫なの?と疑問に思う方もいるでしょう。

ズッキーニの苦味成分は「ククルビタシン」と呼ばれる毒素によるものですが、ゴーヤは違います。

ゴーヤの苦味は「モモルデシン」という成分によるものです。

モモルデシンはククルビタシンとは異なり、「食欲増進」と「血糖値」を下げる働きが期待できます!

まとめ

  • 苦いズッキーニは危険
  • 苦味の正体は「ククルビタシン」と呼ばれる毒素
  • ククルビタシンは加熱しても消えない
  • ゴーヤの苦味は「モモルデシン」によるもので安全

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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