赤坂に大人気のサバのお店があると聞いたので行ってきました。素晴らしいお店だったのでご紹介します。その名も「さばたろう」です。「藁焼みかん」や「赤坂こみかん」という福岡で有名な人気の居酒屋さんを手掛ける店主の3店目で、2023年2月オープンしたお店です。

場所は福岡市中央区赤坂。赤坂駅から徒歩４分くらい、赤坂郵便局の近くです。

入り口から、料亭みたいな高級感がありますね。お店は朝は３部制、昼は１部制で完全予約制です。夜の部「夜たろう」も始まりました。朝と昼はとても予約が取りづらい大人気ぶり。その分、予約が取れてお店に入った時の喜びはひとしおです。では、早速いただきましょう。

◆昼釜ごはん2,915円（税込）

お重を開けるとなんて美味しそう！右側は、福岡郷土料理のごまサバです。とっても新鮮で輝いていますね。

土鍋が来るまでゴマをすってゴマ鯖にかける準備をしておきましょう。

1人、1釜の土鍋が来た〜！

土鍋の中は2段になっていて、上は鯖、下にはピカピカのご飯1.2合が入っています。

炊き立てご飯はツヤツヤしていてご飯好きにはたまりません。店主の末安さんのご実家で作っているお米なんですって！（すごい）

1.2合も食べられないと思っていたけど、あまりの美味しさにペロリでした。

土佐醤油をかけて、大根おろしと共にいただくさばは、ご飯によく合って至福の美味しさです。焼きさばの隣にある卵焼きは糸島産の卵ですって。

胡麻をすって、ごまだれと一緒に「ゴマさば」もいただきました。サバがプリップリでまさに絶品！サバの新鮮さがはっきりわかります。

それもそのはず。朝まで店内の生簀で泳いでいたさばをその日に締めたものなんです。最高の贅沢ですね。

最後は八女栗原園のほうじ茶でお茶漬けにしてくれます。その時のために鯖を少しだけ残しておくことをお勧めします。

お茶漬けに、自家製の蜜柑胡椒を入れるとさらに美味しいですよ。

ご飯が余ってしまった方は、持ち帰り用にラッピングもしてくださるそうですよ。

◆その他のメニュー

朝と昼のメニュー

朝と昼はそれぞれ1メニューだけです。プラスに追加の単品はありますよ。

◆お土産コーナー

お土産に、お料理に出てきた赤い土鍋やお米など、九州のものをいろいろ売っています。「さばたろう」は、素材も器もインテリアからカトラリーまで九州にこだわっています。

店主の末安さんは、京都にある創業380年の老舗「道楽」で修行をされた方です。だから和食の腕はピカイチなんですね。一つ一つのお料理の味がしっかりと美味しいと思った。

お店は、接客もとても丁寧でそれでいて親しみを感じます。

最後見送ってくださいました。「サバとご飯に全力をかけて美味しいものを作っています。地元の方、観光で福岡に来られた方、海外の方もぜひ楽しんでくださいね。」とのことです。

「さばたろう」で美味しい1人1釜の土鍋ごはんとともにいただくサバ料理を、ぜひ体験されてくださいね。また行きたくなること間違いなしの素敵なお店です。朝と昼は予約でいっぱいですが、夜なら空いていることがあります。まず電話をされてみてください。

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