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【東京都中央区】東京駅八重洲口、外堀通りにあるこの柱は何でしょうか?中央区トリビアその3

Tabicco(旅っ子)ライター/子連れ旅行アドバイザー(東京都中央区)

江戸時代は、迷子になるとそのまま一生親と再会できないことも珍しくなかったと聞いて、驚きました!東京駅八重洲口にほど近い一石橋のたもとにあるこの石柱は、「迷子しらせ石標」です。

1857年に建てられた、迷子の情報を知らせるための掲示板の役割をしていました。花のお江戸日本橋近隣は、人の往来が激しく、迷子も多かったそうです。正面には「満よひ子の志るべ(まよいごのしるべ)」と彫られています。

左側には「たづぬる方」とあり、迷子の年齢、外見、服装などの特徴を書いて貼ります。

右側の「志らす類方(しらするかた)」のは、迷子の親が所在を知らせるために使われました。

当時、人出の多い浅草や両国橋にも同様のものがあったそうですが、震災や戦火で破壊されてしまったため、現存するのは一石橋のものだけです。

江戸の生活を感じる石柱。東京駅から近いので、ぜひ見に行ってみてください。

【一石橋迷子しらせ石標(いちごくばしまいごしらせせきひょう)】
住所:東京都中央区八重洲1-11

ライター/子連れ旅行アドバイザー(東京都中央区)

東京都在住、2児の母。旅行業界に23年間勤務。仕事も趣味も「旅行」。育休中から、「子連れ旅行」にハマる。コロナ禍で、地元・東京の魅力を再発見。子供と一緒に、グルメ、買い物、イベントなど、「東京観光」を楽しんでいる。好きな地域は、お台場、日本橋。Facebookにて、子連れ旅行情報を発信中。Instagramでは、自身の子連れ旅行写真を投稿しています。

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