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SwitchBotのLEDシーリングライトで落下事故の報告。今後の対応は? #専門家のまとめ

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
シーリングライト落下事故についてSwitchBot社の報告。Xより筆者キャプチャ

スマート家電メーカーSwitchBot社のLEDシーリングライトが本体ごと落下したとの報告が9月28日にXで拡散し、メーカーが現時点で確認できていることや今後の対応について発表する事態となりました。

その一連の流れをまとめました。

ココがポイント

急に大きな音がして見に行くとSwitchBot LEDシーリングライトが落下していた話

出典:Togetter 2024年9月28日(土)

先日突然シーリングライトが落下しました。ネジ穴部分を確認したところ、全てのネジ穴のメス側部分が亀裂が入っており
出典:Amazon 2024年7月29日(月)

エキスパートの補足・見解

落下事故の報告が1万回以上RP(RT)され、閲覧も900万件を超えたことから、問題の投稿には「同じような状況にあった」という報告が相次ぎました。

また、投稿者の方が書いていますが、通販サイトAmazonにも落下したとのレビューが複数、投稿されています。

メーカーは製品を回収後に詳しく調べたうえで回答すること、すでに利用しているユーザーには正しく設置することを呼びかけていますが、投稿された写真を見るかぎりでは天井の取付金具にシーリングライトを固定する部品が残っていることから、本体側に問題があった可能性が高いとみられます。

現在、同製品を利用しているユーザーは、直接触ってみて異音やグラつきがないか確認されることをおすすめします。

問題があった場合は使用をやめ、問題がない場合でも報告があるまでシーリングライトの真下を歩かないようにした方が良いでしょう。

シーリングライトの落下事故は過去に何度か起きており、リコールが発表されたこともあります(事例12)。

SwitchBotの同製品がその対象となるかは現時点では分かりませんが、念のため注意した方が良いと思われます。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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