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珍局発生! 2月27日に棋院で一番話題になった碁は

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
珍局?!に勝った謝依旻六段(右)=2020年2月14日、日本棋院本院、筆者撮影

毎週木曜日は、囲碁棋士の「手合い日」。

東京、大阪、名古屋の棋院で棋士がリーグ戦や予選トーナメントを打ちます。

記録に残す碁は、リーグ戦や本戦以上の碁。または三大タイトル(棋聖、名人、本因坊)経験者は、一生、記録がつきます。

最近は、注目される碁をインターネット「幽玄の間」で中継したりしていますね。

昭和2年生まれ92歳の現役棋士・杉内寿子八段や仲邑菫初段の対局は人気があるので、よく中継されファンの皆様にお目にかけています。

さて、2月27日は、棋聖戦第5局が打たれました。

大優勢を築いた井山裕太棋聖が、まさかの無コウを打って大逆転をくらった碁は、検討陣も白熱していました。

しかし、棋士の中でもっとも話題になった碁は、棋聖戦ではありません。

十段戦予選A 内田修平七段対謝依旻六段の一局です。

何はともあれ、終局の瞬間、最終手をご覧ください。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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