【富士宮市】身近にあるけど読めない文字 点字の世界に触れてみませんか?
デパートの中や駅、自宅でも家電製品やお酒の缶などについているでこぼことした点があること、知っていますか?
この点は『点字』と言って、横2×縦3の6つの点が一文字となり、文字や数字を表しています。
私達が目で文字を読むように、目が見えない、見えにくい視覚に障害のある方々が触って読む文字が『点字』です。
身近にある『点字』が、なんて書いてあるのか知りたい!と思った事はありませんか?
8月24日(木)19時から総合福祉会館にて、点字で自分の名前を書いたり、暗闇の中で視覚以外の感覚を研ぎ澄ます体験をする『点字体験』が開催されます。
指で触って分かるように、点を突起させて書かれている点字。名前を書くと言ってもどうやって書くのか想像が付きませんよね。
実は『点字器』というものを使い、紙の裏側から、細い棒で突いて書いていきます。読むときと書くときでは、鏡文字のよう反対になります。点字器を見るのも、点字を打つのもなかなかできない体験です。
また人間の五感による知覚の割合は、視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚は1%といわれ、人間が受け取る情報のうち、8割は視覚からの情報なのです。
暗闇の中で視覚以外の感覚を頼りに行動すると、視覚障害者の方々が、どのようなことで困っているのか、どのような不安があるのか、疑似体験をすることができます。
足元の点字ブロックやシャンプーボトルの横の刻みなど、目が見えない、見えにくい方々が生活しやすい工夫は、私たちの生活の至る所に見られますが、実際困っている人を見ても、何をしたら良いのか分からなくて見ない振りをしてしまうこともあると思います。
ちょっとした知識を持つことで、誰かの助けになることができるかもしれません。
『点字体験』の定員は先着10人、23日(水)まで申し込み受付をしています。
身近にあるけど、まだ知らない『点字』の世界を体験してみませんか?
点字体験
日にち:8月24日(木)
時間:19:00~20;30
場所:総合福祉会館第一会議室
定員:10名
申込期間:~8月23日(水)まで
申込先:富士宮市役所障がい療育支援課
TEL:0544-22-1145