Yahoo!ニュース

大谷翔平が所属のドジャースと対戦する韓国代表 メンバーは平均21.9歳の若手中心(選手一覧)

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
17日、ドジャース-キウム戦でのスタンドのファン(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

「MLBワールドツアー・ソウルシリーズ」と銘打ち、3月20、21日にロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスの開幕シリーズが韓国・ソウルで行われる。それに先立ち試合会場のコチョクスカイドームでは17、18日に特別試合を実施。韓国代表チームは17日のパドレス戦に続き、18日はドジャースと対戦する(19時開始)。

今回の韓国代表は昨年10月の中国・杭州でのアジア大会、11月に東京ドームで行われたアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)に参加した若手中心のメンバーで構成。全35選手の平均年齢は21.9歳だ。韓国は代表チームの世代交代推進のためアジア大会で独自に25歳以下を主とした選手選出を行い、24歳以下が主な参加資格のAPBCにも引き継がれた。

今回の顔ぶれには昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した選手も含まれる。1次ラウンド日本戦では打者の大谷翔平(現ドジャース)とウォン・テイン(サムスン)、クァク・ピン(トゥサン)、イ・ウィリ(KIA)の3投手が対戦。結果はそれぞれ敬遠四球、右二塁打、四球だった。

打者では7番指名打者で出場したカン・ベクホ(KT)が日本の先発、ダルビッシュ有(パドレス)と対戦し左中間へ二塁打を放っている。

MLBワールドツアー・ソウルシリーズ特別試合 韓国代表

監督 リュ・ジュンイル(元LG監督)

ヘッド兼守備コーチ リュ・ジヒョン(前LG監督)

投手コーチ チェ・イルオン(山本一彦、元LGコーチ)

(関連記事 韓国球界38年の代表コーチは甲子園出場の元エース 日本のプロ入り機会を数度逸すも「後悔はない」<1>

ブルペンコーチ チョン・ミンチョル(元ハンファ団長、元巨人)

打撃コーチ チャン・ジョンフン(元ハンファコーチ)

バッテリーコーチ カン・ソンウ(元KIAコーチ)

作戦コーチ ユン・ジンホ(LGコーチ)

投手

1 ムン ドンジュ 文棟柱(ハンファ) 右右 2003.12.23 188/97

4 パク ミョングン 朴明根(LG) 右右 2004.3.27 174/75

11 チョ ビョンヒョン 趙丙炫(SSG) 右右 2002.5.8 182/90

15 ファン ジュンソ 黄晙舒(ハンファ) 左左 2005.8.22 185/78

18 ウォン テイン 元兌仁(サムスン) 右右 2000.4.6 183/92

21 イ ビョンホン 李炳憲(トゥサン) 左左 2003.6.4 183/95

29 オ ウォンソク 呉源錫(SSG) 左左 2001.4.23 182/80

39 チェ ジミン 崔智旻(KIA) 左左 2003.9.10 185/100

41 ソン ドンヒョン 孫東賢(KT) 右左 2001.1.23 183/88

47 イ ウィリ 李義理(KIA) 左左 2002.6.16 185/90

48 クァク ピン 郭斌(トゥサン) 右右 1999.5.28 187/95

53 シン ミンヒョク 辛旻爀(NC) 右右 1999.2.4 184/95

56 チェ ジュンヨン 崔俊鏞(ロッテ) 右右 2001.10.10 185/85

60 パク ヨンヒョン 朴英賢(KT) 右右 2003.10.11 183/91

62 チョン ヘヨン 鄭海英(KIA) 右右 2001.8.23 189/98

63 キム テクヨン 金澤延(トゥサン) 右右 2005.6.3 181/88

92 イ ロウン 李ロウン(SSG) 右右 2004.9.11 185/105

捕手

22 キム ドンホン 金東憲(キウム) 右右 2004.7.15 182/91

25 キム ヒョンジュン 金亨俊(NC) 右右 1999.11.2 187/98

28 ソン ソンビン 孫孫賓(ロッテ) 右右 2002.1.14 186/92

内野手

2 ムン ボギョン 文保景(LG) 右左 2000.7.19 182/89

3 キム ヘソン 金慧成(キウム) 右左 1999.1.27 180/80

6 パク ソンハン 朴成韓(SSG) 右左 1998.3.30 180/77

7 キム ジュウォン 金周元(NC) 右両 2002.7.30 185/83

8 ノ シファン 盧施煥(ハンファ) 右右 2000.12.3 185/105

12 ムン ヒョンビン 文賢彬(ハンファ) 右左 2004.4.20 174/82

13 イ ユチャン 李有燦(トゥサン) 右右 1998.8.5 175/68

23 ハン テヤン 韓太揚(サンム=国軍体育部隊) 右右 2003.9.15 181/83

51 ナ スンヨプ 羅承燁(ロッテ) 右左 2002.2.15 190/82

外野手

9 キム ソンユン 金盛閏(サムスン)左左 1999.2.2 163/62

17 チョ セジン 趙世鎭(サンム=国軍体育部隊) 右右 2003.11.21 181/93

36 チュ ジェヒョン 秋材賢(サンム=国軍体育部隊) 左左 1999.2.22 178/85

50 カン ベクホ 姜白虎(KT) 右左 1999.7.29 184/98

54 チェ ジフン 崔知訓(SSG) 右左 1997.7.23 178/82

91 ユン ドンヒ 尹橦熙(ロッテ) 右右 2003.9.18 187/85

・表記は背番号、名前、漢字名、チーム名、投打、生年月日、身長体重の順

⇒ 2023ワールド・ベースボール・クラシック韓国代表

「韓国野球の伝え手」が見た大谷翔平 本当にいたんだ…“神”の登場に誰もが言葉を失った(スポニチアネックス 3月18日)

(関連記事 大谷翔平、山本由伸、ダルビッシュ有、松井裕樹のMLB開幕戦 韓国のドームの特殊事情で入場券はわずか?

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

室井昌也の最近の記事