売れ残ったケーキはどこへ行く? スイーツ店「イルローザ」に聞いたら「ほっこりな回答」が♪【徳島市】
おいしいケーキは心を満たしてくれるけれど、生ものだし、賞味期限は短そう…
売れ残ったケーキはどこへ行くのか、一体どれぐらいの期間で廃棄されているのか、かなり前から気になっていたため疑問をぶつけてみました。
回答してくれたのは、徳島市南沖洲に本社を置き、洋菓子や焼き菓子などの製造販売をおこなう「株式会社イルローザ」運営の「イルローザ鳴門店」。
「株式会社イルローザ」は徳島県内に9店舗ものスイーツ店「IL RO'SA(イルローザ)」を運営するほか、自社のインターネットサイトでは全国に向けてお菓子の販売もおこなっています。
徳島県内にある実店舗「イルローザ」では、焼き菓子や徳島の素材を使用したジュレなどはもちろん、ケーキをお目当てに足を運ぶお客さんも多いです。
そんなイルローザのケーキ、社内の取り決めで賞味期限は1日と決めているのだとか。
おいしく食べられるけれど、お客さんに新鮮なものを提供したいとの想いから1日という賞味期限を守り続けているのです。
そのため、残念ながら売れ残ってしまうケーキもあります。
そんな売れ残ってしまったケーキのうち、本来は翌日もおいしく食べることのできるケーキだけを厳選。
週に1回ほどの間隔で、前日に廃棄する予定だったものを徳島県内にある各店舗周辺の「こども食堂」に提供することもあるようです。
また、ご担当者様の方は下記のようにも回答してくれました。
パティシエたちは、心を込めてケーキを作っています。一生懸命作ったケーキが廃棄されてしまうのは、心が痛むもの。そのため廃棄するケーキが「こども食堂」へ届けられることは、パティシエやスタッフのモチベーション維持にもつながっています。フードロスやSDGsの観点からだけでなく、私たちスタッフにも良い影響を与えてくれるありがたい取り組みです。
ほっこりな回答に、思わず心があたたかくなりました!
ステキな取り組みを実施している「株式会社イルローザ」のスイーツ、徳島県内にある「イルローザ」はもちろん、インターネットでも購入できます。
ぜひ、味わってみてくださいね♪
■株式会社イルローザ
【住所】徳島市南沖洲5丁目6番20号