【秋田県由利本荘市】1日1組限定!「南由利原青少年旅行村」のテントサウナでリフレッシュしよう
こんにちは!地域情報発信ライターの佐藤らなこです。
由利本荘市の「南由利原青少年旅行村」でテントサウナが体験できるのはご存じでしょうか。2023年5月より導入されたそのテントサウナを見学してきましたので、ご紹介いたします。
プライベート空間でサウナを楽しむ様子はとっても気持ち良さそうでした。心身のリフレッシュにテントサウナはいかがですか?サウナ好き、アウドドア好きな方におすすめです!
南由利青少年旅行村テントサウナの概要
まずはじめに、南由利原青少年旅行村でのテントサウナの概要についてお伝えします。
<設置場所>
南由利原青少年旅行村 キャンプ場
ケビンNO.5のすぐ隣りのスペース
<営業日>
・グリーンシーズン(11月5日まで)
毎週水曜日~日曜日
・ホワイトシーズン(12~3月:積雪状況による)
毎週土曜日、日曜日
※ホワイトシーズンは設置場所が異なります。
<営業時間>
設営開始10:00~撤収開始14:00
(終了時間は調整可能)
<利用人数>
1日1組限定
(テントサウナは最大6名まで利用可能)
<利用料金>
1組7,300円
(この他に入村料一人あたり 大人220円、高校生120円、小学生・中学生60円がかかります)
<予約方法>
利用希望日の前日16:00までに電話予約要。
<予約先電話番号>
南由利原青少年旅行村: 0184-53-2126
※由利本荘市ホームページ「南由利原青少年旅行村でテントサウナを営業します」より一部抜粋および加筆しています。
キャンピングセンターで受付
テントサウナを利用するには、利用希望日前日の16:00までに予約が必要です。予約方法は電話のみです。1日1組限定なので、ご予約はお早めに。あとは当日お天気に恵まれることを願って!強風や雨天の時はテントサウナの利用ができないため、中止となります。
テントサウナが体験できる南由利原青少年旅行村のキャンプ場は、日本海東北自動車道の本荘ICからは車で約30分のところにあります。到着したら、キャンピングセンターの受付で手続きをしましょう。
受付を済ませたら、テントサウナの設置場所 ケビンNO.5に向かいます。ケビンのすぐ脇まで車で入って行くことができます。
サウナの前にキャンプ場に来ること自体が子どもの時以来かもしれない私は、ここから先に進む時にちょっとドキドキしました。非日常へ足を踏み入れるみたいな(笑)
テントサウナの設営
テントサウナの設置場所 ケビンNO.5に到着すると、畳まれたままのテントや写真のような道具がいろいろと置かれています。
南由利原青少年旅行村のテントサウナはレンタル式なので、設置から自分たちで行います。とはいえ、組み立て方はわからないですよね。その点はご安心を!スタッフの方に教えてもらいながら、一緒に設営していきます。
ちょっとした棚の組み立てさえ敬遠する私としてはそれでもちょっと不安ですが、一緒に来た家族や友人などとワイワイ言いながら協力して組み立てるのはきっと楽しいんだろうな~と思いました。そして、テキパキ動く人がカッコよく見えることでしょう!
ちなみに今回テントサウナを体験した3名のうち、お一人だけが初めて。他の方は2回目や3回目だったこともあり、スタッフの方のお手伝いなしでサクサクと準備ができていました。
テントやストーブの組み立ては自信がないけど、サウナストーンを並べるのなら私もできそうだぞ...なんて思いながら、今回は見てるだけです(笑)
設置が終わったら、いよいよ薪にバーナーで着火します。
今回は3名でここまで30分程かかりました。こういった設営に不慣れだともうちょっと時間がかかるかもしれません。また、人数が多い方が早く準備ができそうな印象を持ちました。
サウナの適温は70度以上だそうです。火力を調整しながら、好みの温度にしていきます。なお、テントサウナ内には安全のため一酸化炭素チェッカーも設置します。万が一チェッカーが反応したら、中にいた場合はすぐに出る、いない場合はテントをすぐに開けます。
水風呂も自分たちで準備します。ケビンの外にある水道からホースで水を溜めます。水の冷たさを保つため、満杯になっても水は止めなくていいとのこと。水道代も気にしなくて大丈夫だそうです。
網は落ちてくる木の葉や飛び込んでくる虫を取るためのものです。
ここは森の中なので、虫は多いです。南由利原青少年旅行村でも虫除けスプレーは準備していますが、ご自身で普段使っているものがありましたら持参されることをおすすめします。
サウナに入る格好はTシャツ+ハーフパンツ、ヨガウェア、足元は汚れてもいいサンダルが適しているそうです。また、サウナで汗びっしょりになり、水風呂には服のまま入るので、水を含んでも重くならない薄手のものがいいとのこと。下に着るのは水着だとベストかなと思いました。
なお、キャンプ場には自動販売機はありませんので、サウナの合間の水分補給に必要な飲み物はご自身でご準備ください。その他に持ってくるものとしては、サウナを終えた後の着替え一式、タオル類でしょうか。
テントサウナの体験開始!
さて、適温になったらテントに入ります。今回は設置開始からここまで約1時間かかりました。
テントは最大6名まで入れるそうですが、ベンチが2台で3名ずつ座ると少し狭く感じるかもしれません。4名だとゆとりがあります。
テントサウナのいいところは、何よりも自分たちだけの空間だということです。温泉施設や銭湯などのサウナと異なり、他の人を気にする必要がありません。親しい人と積もる話で盛り上がることもできるし、静かにサウナに集中することもできるし、本当に自由に過ごせますね。
スマホなど電子機器を持ち込まないことで、デジタルデトックスにもなるな~と思いました。
ロウリュも自分たちの好きなタイミングで行うことができます。
ロウリュ直後、蒸気がテントの中に広がり、カメラのレンズが一瞬にしてくもりました。ロウリュは体感温度を上げて発汗作用を促進する作用があるそうです。
この蒸気を私もちょっと浴びたのですが、体験者さんのうちのお一人からサウナに入ると肌の調子が良くなると聞き、「それはいいなぁ」と思いました(笑)
白樺の香りのサウナフレグランスも用意されていました。バケツの水に適量を加えて、サウナストーンにかけます。蒸気と一緒に香りもテント中に広がります。いい香り!
ところで私は普段サウナを利用することがなく、初心者どころか何も知らないので、サウナの入り方について今回の体験者(サウナー)さんに教えていただきました。「そんなの知ってるよ!」という先輩方、どうぞご了承くださいませ。
サウナ10~15分→水風呂でクールダウン→外気浴を約3セット繰り返すのだそうです。
用意されている砂時計かお持ちのアラームで時間を計り、10分程したら外に出ます。冷たい水を浴びる姿はとっても気持ち良さそう!水風呂は一人だとゆったりつかれます。体育座りしたら、二人でも入れるかな。
水風呂でクールダウンをしたら、リクライニングチェアで外気浴をします。
今回の体験者さんにお聞きしたところ、南由利原青少年旅行村のテントサウナのおすすめポイントは「自然を感じられるところ」だそうです。
この日は曇ったり、日が差したり、小雨が降ったりと天気が目まぐるしく変わりました。晴れているのがいちばんですが、そういう天気の変化を直で感じられるのも醍醐味かもしれません。
テントサウナ設置場所の隣りにあるケビンは自由に使うことができます。トイレもあるのでご心配なく!あいにく室内にクーラーや扇風機はありませんが、着替えや休憩などにもどうぞ。
シャワールームもあるので、汗や汚れをしっかり落としてから帰ることができます。今回の体験者さん達は、シャンプーやコンディショナー、ボディーソープ、ポータブルの扇風機までお持ちで準備バッチリでした!
片付け作業
テントサウナの片付け作業の一部も自分たちで行います。ストーブなどは冷めてからでないと撤去できないので、ストーブの中の炭を専用のバケツに入れるだけでOKだそうです。詳しい内容は利用時にスタッフの方から説明があると思いますので、その際にご確認ください。
片付けた後、終了時刻までまだ時間があるようでしたら、ケビンに冷蔵庫やキッチンがあるので、ご自身で準備してきたものでお昼ごはんを食べたり、お昼寝したりするのもいいですね。
サウナの後は心地よさに包まれていると思いますので、お帰りの車の運転にはどうぞお気を付けください。
【南由利原青少年旅行村 キャンプ場】
住所:秋田県由利本荘市西沢字南由利原373
電話番号:0184-53-2126
(電話予約受付時間 9:00~16:00)
駐車場:あり
<関連webサイト>
・南由利原青少年旅行村キャンプ場(外部リンク)
・南由利原青少年旅行村テントサウナ(外部リンク)
・南由利原青少年旅行村等観光施設 Instagram(外部リンク)
※本取材では南由利原青少年旅行村のご担当者様の協力により、テントサウナを見学させていただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。