こんにちは！地域情報発信ライターの佐藤らなこです。

そこでしか食べられない＆買えない、いわゆるご当地ものが大好きな私。わざわざそこに行かないと手に入らないものって貴重！

今回ご紹介するのは、由利本荘市東由利にある「黄桜温泉 湯楽里」でしか買えない“ボツメキビール”です。

“ボツメキ”って何のこと？

初めてその名前を耳にした時は、「ボツメキって何？」と思いました。

「ボツメキ」とは、由利本荘市東由利にある八塩山の麓に湧き出る水の名前。諸説あるそうですが、水がボツボツと湧き出る様子を秋田弁で「ボツボツメグ」と言ったことがその由来とのこと。地域の水道水として利用されている他、そのおいしさから多くの人々が水を汲みに訪れているそうです。

私は水源地に行ったことも、水そのものを飲んだこともないのですが、以前、東由利の「黄桜温泉 湯楽里」で、ボツメキ湧水を使ったコーヒーを飲んだことがあり、まろやかで飲みやすかったことを覚えています。（※私は酸味や苦味が苦手...）

ボツメキビール

このボツメキ湧水を使って、何か商品を開発したいという思いから誕生したのが、“ボツメキビール”です。

写真のビールの容量は330ml。通常版のラベルと由利本荘市のご当地キャラクター“黄桜すい”がデザインされたラベルとの２種類があります。中身のビールは同じ。仙北市田沢湖にある湖畔の森ビールで製造されています。

飲んでみました！

早速、“ボツメキビール”を飲んでみました。正確にお伝えしますと、主語は“夫”です（笑）私はアルコールに弱い体質のため、その役目を託しました。

冷蔵庫でキンキンに冷やしておいたビール。飲めないけど、おいしそうに見えます！あ、グラスも冷やしておけばよかったかな。

ちょっとだけ口に含んでみたのですが、苦みが少なく、さっぱりとしていて飲みやすいビールでした。

「キレの強い辛口のビールを日頃飲んでいる方は物足りなく感じるかもしれません」と話すのは、販売元「黄桜温泉 湯楽里」の担当・佐藤さん。

逆に言えば、ビールが苦手だけど飲んでみたい気持ちがある（そんな人いるかな。笑）とか、20歳を迎え、お酒が飲めるようになった時の最初の１杯にいいのかもと思いました。

“ボツメキビール”を買いに行こう

“ボツメキビール”を購入できるのは、東由利にある「黄桜温泉 湯楽里」の売店かオンラインショップのみ。

なお、現在販売中の“ボツメキビール”の賞味期限が今年の12月末であること、そして次回の入荷が来年4月末予定のため、今ある分が完売となるか、2025年1月となった時点で販売はいったん終了となるそうです。

「黄桜温泉 湯楽里」の売店に行ってみると、“ボツメキビール”だけが並ぶ冷蔵庫がありました。

１本ずつ購入できるのはもちろんのこと、ラベル違いの２本セットや持ち手がついた箱入り６本セットなどがあり、自宅用や贈答用など用途に合わせて選ぶことができます。

担当の佐藤さんのお話では、気温が下がってくるとビールはあまり売れなくなるそう。でも、好きな人にとってはあんまり関係ないような気もするし、暖かい屋内で冷たいビールを飲むのもいいんじゃないでしょうか。

また、“ボツメキビール”の公式Xでは、ビールのお供も紹介されています。それを参考にしたり、「こんなのが合うよ」という投稿を自らするのも楽しそうだなと思いました。

一升瓶もあります！

注目すべきは、“ボツメキビール”の一升瓶！何度か「湯楽里」に行っていたのに、目に入らなかったのは一番下の段にあったからかなぁ。330mlを横に並べるとこんな感じです。


この一升瓶の難点は、一般家庭の冷蔵庫に入らないこと。横や斜めにしてもおそらく無理でしょう。そう言われてハッとしました！勢いで買うのは要注意です（笑）

また、開栓後は炭酸が抜けていくので、飲み切らないわけにもいかないということもあります。したがって、ご自宅用というよりはパーティーや宴会、イベントの打ち上げなどに持っていって飲んでいる方が多いとのこと。

気温が低くなってきた今時期であれば、どこか寒い場所に保管しておくこともできるかもしれませんが、「今晩飲むぞ！」という時に買いに行くのがベストなようです。

今年のうちに購入して飲むか、来年の入荷を待つか。“ボツメキビール”が気になって飲みたくなっちゃった方は、どうぞお早めに買いに行ってください！

※本記事に記載の内容は取材時の情報です。

※本記事で紹介した「ボツメキビール」は、ボツメキビール公式X（外部リンク）のプレゼントキャンペーンに一個人として応募し、当選した賞品です。本記事制作にあたっては、ガイドラインに基づき公平中立に制作しています。