土つきレンコンは、「洗って保存?」or「洗わなくて保存?」どっちが正解?元スーパーの店員が解説
「土がついているレンコンを見たら、まずは洗ってキレイにしてから冷蔵庫へ…」こう思っている方、意外と多いのではないでしょうか。
しかし、実は“土付き”のままで保存したほうが長持ちします。元スーパーの青果担当の経験とともに、その理由や具体的な保存方法をわかりやすく解説します。
土付きレンコンは洗わずに保存が正解!
スーパーなどで土付きのレンコンを購入したときに、まずやってしまいがちなのが「洗って泥を落としてしまう」こと。
しかし、レンコンに付いている土には、レンコンの鮮度を保つ働きがあります。土が保湿・保護の役割を果たすため、洗わずにそのままの状態で保存するのがおすすめ。
なぜ土を洗わないほうがいいのか?
①鮮度保持:土が水分を適度にキープしてくれる
②傷み防止:泥を落とすと皮が乾燥しやすく、傷みが早まりやすい
③風味の維持:土付きのまま保管することで、レンコン本来の風味が失われにくい
保存のコツ:ひと手間でさらに長持ち!
ただし、“土付きのまま冷蔵庫に入れるだけ”ではなく、もうひと手間をかけることで、より長持ちさせることができます。
ポイントは「乾燥させない」こと。以下の手順を試してみてください。
① レンコンをキッチンペーパーや新聞紙で包む:適度な水分を保ってくれる
② 袋(ジップロックなどの密閉できる袋)に入れる:空気に触れにくくすることで、乾燥を防止
③ 冷蔵庫へ:室温で保存すると温度が高く傷みやすくいため、冷蔵庫がおすすめ
傷みがないかなどの品質チェックは毎日確認するのがおすすめです。ただし、出来るだけ早めに食べ切ってくださいね。
まとめ
土付きのレンコンを手に入れたら、「まずは泥を洗い流そう」というのはちょっと待ってください。鮮度を保つカギは“土付きのまま保存”することです。さらにキッチンペーパーや新聞紙で包み、ジップロックなどに入れて冷蔵庫で保存すれば、長くおいしくいただけます。
ひと手間加えるだけで風味と食感を保ち、料理がよりおいしく仕上がりますよ。土付きレンコンを正しく保存して、シャキシャキ食感を思う存分楽しみましょう!
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