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【土浦市】人気ラスク専門店が6月に移転リニューアルオープン!烏山「らすく工房~美·Sekiyama」

コイケケイコ土浦在住ライター(土浦市)

常総学院の裏手沿いにあった「らすく工房 美・Sekiyama」が、2024年6月に土浦市烏山に移転してリニューアルオープンしました。土浦駅から車で約12分。閑静な住宅街にある新店舗は、以前よりも売り場面積が拡張され、メニュー数もパワーアップしていました!

新店舗は広々とした見やすいデザイン

店内を案内する前に、ちょっと分かりづらい土浦駅からの道案内をいたします。土浦駅西口から向かう場合、小松坂下の信号を左折、東口からの場合は信号を直進します。二車線になっている県道48号の走ること約7分。5つ目の信号で左折してまたひたすら直進します。左手に鎮座する鹿島(右籾)神社を目印にして左折して細い道へ。「え、こんな住宅街に?」と不安になるかもしれませんが大丈夫です。右手に赤いのぼりが見えたらそこがゴール。広い駐車場に停めて店内へと向かいましょう。

入り口は閉まっていることが多いですが、「OPEN」の看板が掲げられていたら開店しているので安心して店内に入ってみて下さい。黒い建物には2つの戸がありますが、向かって左が入口、右が出口になります。店内は、3~4名が訪れてもゆっくりと商品を見て回ることができるほどのゆとりがあります。

駐車場の一角に赤い建物がありますが、こちらが移転前の店舗(現在は未使用)。以前は1~2名が買い物を済ませたら次の人が順に店内に入ってお買い物するぐらいの小さなスペースでしたので、新店舗の広さはファンにとってはそれだけで驚きです。

フォトスポットとして人気だった天使の羽の壁は健在です。ぜひ記念に写真撮影を楽しみましょう。

余談が長くなりましたが、再び店内へ。入口側の戸を開けて店内に入ると右手にお茶のサービスがあり、自由にいただくことができます。その日によってフレーバーが違うのですが、取材に訪れたその日は、ストロベリーのアイスティー。いちごの甘い香りと味わいに癒され、乾いたのどが潤されてリラックスできました。

幅も高さのある陳列棚にはラスクがいっぱい。店名にもあるように「らすく工房 美・Sekiyama」は、ラスクに特化した専門店。併設の工房で機械に頼ることなくラスクを一枚一枚丁寧に手作りしています。ラスクの味わいは何種類もあるので、朝から昼ぐらいまでオーブンはフル回転。店内は甘い香りに満たされてそれだけで幸せな気持ちになります。

個包装からお得な袋入りなど種類さまざま

「らすく工房 美・Sekiyama」の商品は個包装タイプから箱入りまでバリエーション豊富です。

いろんな種類をたくさん食べてみるなら、1枚ずつ個包装されたタイプがおすすめです。

「天使のらすく」シリーズは、リッチプレーンのほか、紅茶やココア、ココナッツ、抹茶、コーヒー、黒糖、ゴマの8種類(各180円)、ラスクの表面にグラノーラやアーモンドがのった「女神のらすく」シリーズ(各300円)は2種類があります。

気に入った味わいを見つけたら、2回目以降は店内中央に配された陳列棚で袋詰めされたタイプをチェック!先に紹介したフレーバーのほかに、季節限定のフレーバーもあります(各700円)。

お得な袋入りのコーナーにはスティック状やキューブ状のラスクもあります。カレー味やチーズ味、塩味、シナモン味などお酒のおつまみにもぴったりの味付けで甘いものが苦手という男性客にも人気です(各700円)。

贈り物にぴったりの箱入りタイプは、1550円~5600円まで7種類があります。また、予算や希望によってオリジナルで箱詰めもしてくれます。

初めて食べるならこの3種類!

「らすく工房 美・Sekiyama」のラスクは、サクサクとした食感がよく、口どけがとても軽やか。洋菓子のような濃厚な味わいというよりも、優しい味わいが特徴的です。飽きずに何枚でも食べてしまう、ある意味“危険”なお菓子です。

フレーバーの種類も豊富ですが、初めて食べてみるなら、スタンダードな「天使のらすく リッチプレーン」(1枚180円)と、「女神のらすく はちみつアーモンド」(1枚300円)、「女神のらすく はちみつグラノーラ」(1枚300円)がオススメです。

アーモンドやグラノーラがのった「女神のらすく」シリーズは、見えた目はちょっと重そうに見えますが、驚くほどに軽やかでサクサク。甘みも人工的ではなく、ふんわりとした甘み。アーモンドやグラノーラの素材の味わいを邪魔することなく、むしろ魅力を引き出しているようです。

その甘みの正体ははちみつでした。

「女神のらすく」シリーズに使用しているはちみつは、土浦産の希少なもの。口の中にほんのりと花の香りが漂い、これまでに食したことがないほどの香ばしさとコクが楽しめます。

ラスク?おせんべい?「天使のらすく ごま」

食べてみてびっくりしたのが「天使のらすく ごま」(180円)。パンの表面が見えないほどにたっぷりと敷き詰めたごまの量のすごさと、香ばしい味わいはごませんべいのような味わい。でも、ラスクならではの甘みもあり、和菓子と洋菓子のいいところどりをしたような新しい味覚です。

季節限定もチェック!

「らすく工房 美・Sekiyama」には、季節限定のフレーバーもあります(700円)。初夏の時期はオレンジ味を楽しむことも。まもなくブルーベリーも販売予定とのことですので、ブルーベリー好きも要チェックです。

フランスパンの端の部分を使って仕上げる「チョココロン」(700円)は、リピーターに人気の商品。端の部分に甘みが蓄えられるので、ラスクのおいしさをさらに楽しめます。「チョココロン」は、上質なチョコレートをたっぷりと染み込ませて仕上げた逸品で、豊かな香りと色味、ざくざくとした食感も魅力です。コロンタイプにはプレーンリッチ味の「みみコロン」(700円)もあります。

「らすく工房 美・Sekiyama」は、午前10時から夕方6時までオープンしていますが、お昼ぐらいに訪れると焼きたてのラスクを試食させてもらうこともできます。

また、商品はなくなり次第終了になります。お出かけ前に最新情報をInstagramで確認することをおススメします。

店舗情報

らすく工房 美・Sekiyama

住所:茨城県土浦市烏山5-2214-2 MAP

電話:029-842-9742

営業時間:10:00~18:00

定休日:月・火曜

駐車場:あり(無料)

支払い方法:現金、クレジットカード、交通系電子マネー、QRコード決済

URL:https://www.tenshino-rusk.com/

Instagram:tenshino_rusk

土浦在住ライター(土浦市)

土浦市在住のフリーランスの編集・ライター。海外・国内の旅行関連のガイドブックや書籍制作をはじめ、ブライダル情報誌の編集にも携わる。食べること・飲むことが好きで、趣味が興じて最近では食を中心にWEB、紙媒体などで取材執筆活動中。地元土浦の飲食パトロール、歴史やカルチャー学習も積極的に行っています。

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