春休みにやってみよう!片付けのプロがやっている「大切な思い出だけを残す作品収納」の作り方
整理収納アドバイザーのhanaです。春休み前のこの時期、子どもが学校や園からどっさり作品を持ち帰ってきますよね!全部残しておけるスペースがあれば良いですが、そうもいかないのが現実。そこで筆者宅では、毎年春休みに恒例で「大切な思い出だけを残す作品の片付け」を実践しています。今回は、そのやり方紹介します。
(1)収納場所を決めてケースを用意
まずは、事前準備!どこに収納するかを決めてケースを用意しましょう。
筆者宅の場合、収納場所はクローゼットの一角。上記のケースを使用していますが、四つ切の画用紙(約38×54cm)が入るサイズであれば、このケース以外でも構いません。ご自宅の収納スペースに合ったケースを用意してください。
園・小学校・中学校・高校、最終的にこのケースに収まる量だけを残すので、少し大きめのケースが良いでしょう。
以下に、おすすめのケースの例を紹介します。
【無印良品】
商品名:ポリプロピレンクローゼットケース・引出式・大
サイズ: 約幅44×奥行55×高さ24cm
価格:2,290円
【IKEA】
商品名:SKUBB スクッブ 収納ケース ホワイト
サイズ:約幅44x奥行55x高さ19cm
価格:1,580円
(2)「残す」or「残さない」に分ける
準備ができたので、ここからが本番!と言っても難しいことはありません。
どっさり持ち帰ってきた作品を1つずつ見て「残す」or「残さない」の2つに分けるだけ。
この作業は、親子で一緒に取り組みますが、親はあくまでサポート役で、決めるのは子ども自身。片付けを通して、これからの人生で役立つ「選択する力」が育ちます。
(3)「残す」作品を収納する
「残す」作品が決まったら、ケースに収納します。
その際、四つ切画用紙の絵や紙など平面の作品は、クリップで学年ごとにまとめ、ケースの底部分に入れましょう。
そして、残しておきたいその他の思い出品は、保存袋やファイルにまとめて平面の作品の上に置いて収納します。
(4)年に1回春休みに片付ける
この(2)~(3)の作業を年に1回、毎年春休みに取り組みます。
既にたくさんの作品をため込んでいる場合、最初は少し大変ですが、一度仕組みを作ってしまえば、あとは年に1回簡単に片付けるだけ。
大切なのは、最終的に残す思い出品がすべてケースに収まること。もし、溢れそうになったら中身を見直しましょう。
そうすることで、「厳選された大切な思い出だけが残る作品収納」が作れますよ。
ぜひ、本記事を参考に春休み中、子どもと一緒にやってみてくださいね。
【番外編】立体的な作品の保存方法
立体的な作品を持ち帰ってきたり、自宅で作ったりしたときは、一定期間飾って楽しんだ後、写真を撮って手放します。(一部小さな作品は、ケースに残しています。)
写真は、パソコンの「子どもの作品フォルダ」に入れて、いつでも見返せるように画像データとして保管。こうすることで、たくさんの作品の思い出だけをコンパクトに残すことができるのでおすすめです。
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